モノノケトンガリサカタザメ

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モノノケトンガリサカタザメ
分類
動物界
脊椎動物門
軟骨魚綱
サカタザメ目
シノノメサカタザメ科
トンガリサカタザメ属
モノノケトンガリサカタザメ
名称
学名Rhynchobatus mononoke
Koeda, Itou, Yamada & Motomura, 2020
和名モノノケトンガリサカタザメ
保全状況
IUCNレッドリスト近絶滅種

モノノケトンガリサカタザメとは、シノノメサカタザメ科に属するエイの一種である。

形状[編集]

全長は 1 - 3m。

頭は尖る。背鰭は丸みを帯びている。

背面や腹鰭に小さい白紋は無い。

生態[編集]

長崎県鹿児島県薩摩半島で見られ、千葉県館山でも記録がある。

発見[編集]

2018年いおワールドかごしま水族館で飼育されていたトンガリサカタザメの形状が異質であると気付く。

2019年10月に調査が行われた。

2020年9月20日日本魚類学会が発見する学術誌「Ichthyological Research」内で新種記載された。日本近海から新種のエイが記載されたには10年ぶりであった。

標準和名及び種小名の“もののけ“は、頭部を裏から見ると三角巾をつけた幽霊に見える事に由来する。

人間との関係[編集]

日本で漁獲される。

いおワールドかごしま水族館や長崎ペンギン水族館で飼育事例がある。