ミズクラゲ

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ミズクラゲ(水海月、:Aurelia coerulea)とは、旗口クラゲ目ミズクラゲ科ミズクラゲ属に属するクラゲの一種である。

概要[編集]

クラゲの中でも知名度が高い種であり、一般的にクラゲというと本種を連想する事も多い。

傘の直径は20~30cm程で、稀に40cmになる個体も現れる。

傘の中央には生殖腺がある。生殖腺は通常4つだが、稀に5つや6つの者もいる。

口腕は4本。傘の縁から一対の触手が付いている。

生態[編集]

天敵は、マンボウオサガメなど。

分類[編集]

ミズクラゲは、Aurelia aureliaとして単独種であるとされてきたが、分子生物学的研究の結果から13種に分かれるとされた。

日本~韓国南部のもの学名はAurelia aureliaとされていたが、Aurelia coeruleaとされる。

人間との関係[編集]

ミズクラゲは、よく水族館で展示され、家庭でも飼育可能である。

発電所の冷却水の取水口に詰まることも多い。