マメ科
ナビゲーションに移動
検索に移動
マメ科(まめか)とは植物界種子植物門被子植物亜門の科である。
概要[編集]
被子植物の中でも多くの種類がある。草本が多いが、種類が少ないが木本もある。
特徴[編集]
緑肥・飼料としての利用[編集]
緑肥・飼料についての記述にとどめる。食用としての利用については「豆」を参照のこと。
熱帯・亜熱帯の島嶼では、その窒素固定能力からフロンティア植物として活躍している。赤道近辺の島嶼では、植物種のおおむね六割以上がマメ科である。
- ホワイトクローバー
- レンゲ - 花が薄ピンク色なので見分けがつく
- アルファルファ - ムラサキウマゴヤシ
などが飼料として用いられる。
いずれももっぱら飼料とされるが、豆として利用された場合に問題がおきる。
ガラスマメ(グラスマメあるいはラチルスピー)は地味(農業)を肥やしウシの飼料となるが、その豆を人間が長期間食べ続けるとラチルス症を発症して歩行が困難になり、これは一生続く。
インドではウシは聖獣とされるため乳製品の生産および消費では世界一だが、飢饉になるとカラスマメに食材が傾くため、深刻な被害を生じた。
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 平野隆久 『自然の中で楽しむ里・野・林・海岸の野草500種』 永岡書店、2012年。ISBN 978-4-52221284-4。
- 岩瀬徹、安藤博 『日本の山野草』 成美堂出版、1998年1月20日。ISBN 4415010407。
- 吉田邦久 『要点と演習新生物ⅠB・Ⅱ 新制』 数研出版〈チャート式シリーズ〉、1997年。ISBN 4-410-12611-3。