マズゥールカ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

マズゥールカ(まずぅーるか)とは、オリジナルテレビアニメ『ALDNOAH.ZERO』に登場するキャラクターである。
CV:豊永利行

概要[編集]

火星の独立国家「ヴァース帝国」に所属する火星騎士。騎士階級の中でも「揚陸城」を保有する事を許された階級・火星軌道騎士37家門の一人である。
地球に住む人々を下等種族と見下す火星騎士の面々がほとんどの中で、数少ない地球住民に偏見を抱かず対等に接する人物。父親から名前の由来がポーランドの民族舞踊の名称からだという事を聞かされて以来、地球の環境・文化・民族に興味を持つようになった。このような背景や元来の温和で平和的な性格のため、他の火星騎士とは違い侵略行為や破壊活動に消極的で、戦闘も資源確保といった最小限の行為のみで済ませている。
また、大抵の火星騎士が名誉やアルドノアドライブ又は地球での権益といった欲に目が眩み忠誠など口先だけになっている中で、アセイラム・ヴァース・アリューシアら皇族への本物の忠誠を掲げている人物でもある。

活躍[編集]

侵略活動を行わず状況を静観していたが、同じ火星騎士であるマリルシャン卿とバルークルス卿の二人に指摘され、騎士として主に働きを見せるべく出撃。鞠戸孝一郎界塚ユキらと交戦し、序盤は圧倒するが界塚伊奈帆のアシストよる軌道上からの戦艦「デューカリオン」の砲撃により敗北。命こそ助かったものの捕虜として牢屋にぶち込まれてしまう。
ここで伊奈帆と尋問という形で対面し、演説で戦争継続を謳うアセイラムが偽物である事、かつてのアセイラム暗殺の首謀者が同じ火星騎士のザーツバルムであった事を知らされる。その後、伊奈帆とライエ・アリアーシュの協力により脱獄し、「獅子身中の虫」として依頼である「本物のアセイラムの居場所を探す、スレイン・トロイヤードの動向を探る」を達成するべく自らの揚陸城に帰還した。

マリルシャンがスレインとの決闘で敗死し、スレインの影響力が増大する中、バルークルスを介してアセイラムを偽るレムリナ・ヴァース・エンヴァースと面会。偽物である事を確信し、エンジントラブルを偽り月面基地のエデルリッゾと対面。本物のアセイラムを探し当てる事に成功する。

クランカインの遂力により月面基地からアセイラムが脱出した際には自らの揚陸城に迎え入れる。ここからアセイラムの即位宣言と全軍への停戦命令が出された。
戦後は人々と触れ合いながら地球各地を巡る旅に出た。

搭乗機体[編集]

シレーン[編集]

どっしりとした重量感溢れる外見。

武器である計6基の球状ポッドを展開し、それを機体の周囲に高速回転させる事で重力場を纏った竜巻を発生させる。この竜巻の中心に位置する事であらゆる物体を破壊し攻撃を防ぐ攻防一体の鎧を身に着け行動が可能となる。重力場の影響により相手は頭痛などの体調悪化をくらう事になり、最終的には失神し戦闘不能となる。敵の命を奪わないこの戦い方や固有能力はマズゥールカの性格が大いに反映されている。

弱点として竜巻の範囲を超えた頭上からの攻撃を防ぐ術がない点である。