界塚ユキ

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界塚ユキ(カイヅカ ゆき)とは、オリジナルアニメ『ALDNOAH.ZERO』に登場するキャラクターである。

概要[編集]

CV:大原さやか
主人公の一人である界塚伊奈帆の姉であり、地球連合軍所属の軍人・カタフラクトを操縦するパイロットである。階級は准尉。
軍人としての責任感・決断力・勇敢さに溢れており、戦場では誰よりも果敢に戦う。例え腕を骨折しようともギプスをはめて操舵係を引き受けたり、必要ならば死と隣り合わせの囮役を買って出る。学生達にカタフラクトの操縦を教える訓練教官でもある。綺麗な容姿や外での頼りになるお姉さん風な感じから性別を問わず学生達に人気で、カタフラクト実習訓練が組み込まれている曜日をとって「火曜日の女神」と呼ばれ憧れの的となっている。

しかし、プライベートでのユキは公務での姿とは真逆の、ぐうたらでだらしない性格。
朝は伊奈帆に起こしてもらっている有様で、イジワルされて起こされないと遅刻してしまう。生活力がなく家事は壊滅的に下手で、この様を見かねた伊奈帆は自主的に家事を行うようになり、現在は伊奈帆に全てやってもらっている。こんな姉を伊奈帆は二つ名をもじって「ベニビア(怠惰の女神)」と呼んでからかっている。

地球と火星の「ヴァース帝国」との惑星間戦争が勃発し、ヴァース側の圧倒的な性能を持つカタフラクトの前に地球側は押されていき、伊奈帆達学生を兵士として使わざるを得なくなってしまう。地球連合軍本部での戦いの後は戦艦「デューカリオン」とは別の部隊に配属され転戦を繰り返した後に合流。再び戦場に戻っていた伊奈帆と共に戦う事になる。 終戦後も軍籍に身を置き続けている。伊奈帆の代わりにドライバーを務めていた。

性格[編集]

所謂働く女性。仕事場ではしっかり働き、プライベートではぐうたらにという、力の入れ時・抜き時をきっちり分けている。私生活では伊奈帆に頼り切りだが、姉としての自覚はちゃんと持っており、弟へのフォローもしっかりやる。いざという時の豪胆さ・根性は頼りになる。年端もいかない子ども達を戦場で戦わせる事に心を痛めるなど、軍人・大人としての真っ当な良識も持っている。

対人関係[編集]

  • 界塚伊奈帆の事を弟として大切に思っている。伊奈帆が物心付く前に両親は戦争で亡くなって以来、実の姉・肉親として面倒を見てきた。仲間を守るためなら自身の命を危険に晒す作戦もさらっとやってしまう伊奈帆の事を心配しており、連合軍本部での戦い直後に瀕死の重傷を負って戻ってきた伊奈帆を見た時には号泣していた。ギリギリ一命を取りとめた伊奈帆が再び戦場に戻ってきた際には猛抗議しているが、後に和解し伊奈帆を助ける事を決意した。
  • もう一人の主人公であるスレイン・トロイヤードとは直接な面識はないが、大切な弟を撃ったのがスレインだと知り暴言を吐いている。
  • 網文韻子は教え子・カタフラクト小隊での部下にあたる。子どもを戦わせる事に罪悪感を感じつつも、上官として生き残るための指示を出している。
  • 鞠戸孝一郎は共にカタフラクト訓練教官を務める上司にあたる。皮肉屋で職務に不誠実な態度を採り、仕事中にも拘わらず常時酒を飲む鞠戸を傍らで見続け、心根は立派であり軍人としての本質は失っていないと信じていた。鞠戸がカタフラクトパイロットとして復帰して以降は戦場で一緒に戦っており、強い信頼を寄せている。

関連タグ[編集]

ALDNOAH.ZERO