ホワイトホール
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ホワイトホールとは、宇宙に存在するといいな、と期待されていた天体。
概要[編集]
ブラックホールの逆という発想で、いろいろなものを放出する天体、という設定が発見前から付与されていた。
存在していればブラックホールより観測しやすい筈だが、ブラックホールの方が直接検出されるという事態になり、ホワイトホールの存在を期待していた側としては、やっぱり存在しないんだな、と諦めがついた。
さすがブラックホール、人の期待まで見事に吸い込んでいった。
逆に存在していたとしても放出した質量が集まりブラックホールになり、ホワイトホールがブラックホールに呑み込まれるという事態になるのかもしれない。
むしろ質量を放出するためのエネルギーをどこから確保するのか、という問題もあるのかもしれない。
エネルギー確保なら普通に核融合でいいじゃない?となりそうだが、それでは普通の恒星と一緒である。
ある意味このように考えると問題が際限なく出てくる、という意味でホワイトホールは人間の心の中に存在する、と思っておけば少なくともロマンはあるのかもしれない。