トヨタ・プリウスα
プリウスα(PRIUS ALPHA、プリウスアルファ)とは、トヨタ自動車が製造・販売していたステーションワゴンタイプのハッチバック自動車である。プリウスをベースに、シート列数を3列にして7人乗りに設定し、ステーションワゴン型ハッチバックにしたもの。
概要[編集]
3代目プリウスの派生モデルで、プリウスの上級版。海外でも販売される2列5人乗り仕様と日本国内専用仕様の3列7人乗りの2種類が設定されていた。なお7人乗り仕様車はハイブリッドバッテリーを小型化するため、トヨタの量販ハイブリッド車として初めてリチウムイオン電池を採用した。海外市場では地域ごとに名称が異なり、台湾は日本と同じPRIUS α、北米・オセアニア・韓国・香港・マカオではPRIUS v、ベルギーを除く欧州ではPRIUS+、ベルギーではGRAND PRIUS+となっていた。
タクシー業界では本家プリウスが後席・トランクスペースの狭さなどからあまり受け入れられなかったのに対し、プリウスαは後席・トランクとも十分な広さがあり、本家プリウスよりも多く受け入れられた。
タイヤ外径は652mmで、プリウス(635mm)より一回り大きく、ノーマルサイズよりやや大きめで、やや大径タイヤ寄りであり、重量も同様に、プリウスより一回り重く、外観はクロスオーバー風のボディを持つハッチバックモデルに見える。着座位置と荷物室の床とダッシュボード及びボンネットの高さは比較的低く、乗り心地は向上し、低重心で、視界がよく見える。3列シートを備え、室内空間が一回り大きく、大勢の人を乗せることができ、3列目のシートを畳めば十分に広い荷物室になり、荷物の収納性は優れ、3列目シートの格納・復帰により、7人乗り⇔5人乗り切り替えできる。シート列のうち、3列シートは補助席に使え、共通なのは1、2列目の4名乗車が適する。3列目シートのみは窮屈に感じる。リアゲートは、プリウスとは異なり、垂直に立っている。全幅1775mmのMサイズなので、商店街といった町中でも運転しやすく、取り回し性は抜群である。
電気モーターの駆動力を調節して、スムーズな走りを高めている。
2021年3月を以て生産を終了。5人乗りハイブリッドステーションワゴンの地位はカローラツーリング、カローラフィールダーが受け継いでいる。
スペック[編集]
- 型式=DAA-ZVW40W
- グレード=G
- 販売期間=2011年5月~2021年3月
- 全長=4615mm
- 全幅=1775mm
- 全高=1575mm
- ホイールベース=2780mm
- 室内長=2690mm
- 室内幅=1520mm
- 室内高=1220mm
- ナンバープレートの分類番号=3ナンバー
- トランスミッション及び足踏みペダル、シフト=CVT、無段変速
- 駆動方式=FF
- 車種=ハッチバック
- ボディタイプ=ステーションワゴンスタイルのハッチバック
- タイヤサイズ=「205/60R16、タイヤ外径=652mm」
- ドア数=5ドア
- シート列数=3列シート
- 乗車定員=7人乗り
- 最低地上高=mm
- 最小回転半径=5.5m
- バックドアの開閉=
- 車両重量=1480kg
- エンジン形式の種類=直4+電気モーター
- 排気量(総排気量)=1797cc
- 燃料(使用燃料)=レギュラーガソリン
- チェンジレバー=
- バック音及びライト消し忘れ警告音の音高の周波数:約2084Hz
- ハンドル直径=cm
- ハンドル位置=右
- フューエルリッドの位置=
- フューエルリッドのふたの長さ=縦:cm、横:cm
- スピードリミッター=
- メーターの数字の文字の角度=
- ブレーキの機能:ABS標準装備
- ボンネットの長さ=71cm
- 地面からボンネットまでの最高の高さ=cm
- 室内の床からダッシュボードまでの最高の高さ(床マット無し、運転席の正面のみの最高の高さ)=cm
- 室内の床から運転席の椅子の底部までの最高の高さ(床マット無し)=cm
- フロントガラスの広さ=幅(横):上部cm、下部cm、縦(ガラスに沿った場合):cm
- リアガラスの広さ=縦:cm、横:cm
- フロントフェンダーの最長=縦:cm、横:cm
- リアフェンダーの最長=縦:cm、横:cm
- アクセル=縦:cm、横:cm
- ブレーキ=縦:cm、横:cm
- 燃料残量警告灯(フューエルリッドマーク)の色=
- オーディオCDドライブ対応メディア=
- オーディオCDドライブ対応ファイル形式=MP3
- 生産国=日本
脚注[編集]