ブルーザー・ブロディ

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ブルーザー・ブロディは、アメリカ合衆国のプロレスラー。

概要[編集]

本名・フランク・ゴーディッシュ。大学時代は、スタン・ハンセンと同期で、アメリカンフットボールで鳴らす。大学卒業後は記者をしていた。このためインテリジェントモンスターとも呼ばれている。プロレス転向後、ディック・ザ・ブルーザーとブルーザーの本家争いをして競い勝つ。全日本プロレスでの初来日では、ジャイアント馬場に「今度試合したら勝てるだろうか」と言わしめたほどのパワーファイターだった。その後、チャンピオンカーニバルに参戦してアブドーラ・ザ・ブッチャーと対戦し互角の勝負を行う。一説によるとブッチャーが新日本プロレスに移籍したのは、ブロディらニューパワーの存在を恐れてなのかもしれない。

ブッチャーのいなくなった全日本プロレスで悪役外人の筆頭に躍り出たブロディは、最強タッグでジミー・スヌーカーとタッグを組んで優勝。スタン・ハンセン全日本プロレス移籍のきっかけを作る。ドリー・ファンク・ジュニアからインターナショナルヘビー級王座を奪還し、スタン・ハンセンとのタッグで全日本プロレスを荒らしまわるが、長州力の参戦をきっかけに、全日本プロレスと折り合いが悪くなってしまう。ブロディが新天地に選んだのは新日本プロレスだった。

ベートーベンの『運命』で入場したブロディは、アントニオ猪木と数々の名勝負をしたが。暮れのタッグリーグ戦でボイコット騒ぎを起こし、新日本のリングにも上がれなくなる。長らくプエルトリコを主戦場にしていたブロディは1987年に全日本にUターン。スタン・ハンセンとの対決が期待されていたが、プエルトリコでとあるレスラーにナイフで刺され、救急車の到着遅れも相まって帰らぬ人となった。