ビットコイン
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ビットコイン(bitcoin)は、公共トランザクションログを利用しているオープンソースプロトコルに基づくPeer to Peer型の決済網および暗号通貨である。
概要[編集]
インターネット上で取引される仮想通貨の代表格で、2009年1月に初めて発行された。財産的な価値を持つ電子データで紙幣や硬貨といった実体を持たない通貨である。日本円などの通貨と違って国家や中央銀行のような公的な管理者が存在しないのが特徴で、複数のコンピューターで取引を監視するブロックチェーンという仕組みで管理している。海外送金の手数料が安い利点がある半面、投資マネーの流入で2018年初頭から激しい値動きが続いている。知識不足や価格乱高下によるトラブル、不正アクセスなどの問題も多い。
価値[編集]
ビットコインが初登場した際には、1ビットコインが0.1円にも届かなかった。しかし急速な知名度の向上により、2018年代には1ビットコインあたり約10万円にまで急激に価格が上昇した。これは当初の価格の100万倍以上となる。この急な価格上昇から、初期に安値で買っていたものの、急激にビットコインによって金持ちになる億り人(ビットコインの相場上昇によって1億円以上儲かった人を指す)と呼ばれる人たちが現れた。
2023年12月の時点では600万円前後[1]。
関連項目[編集]
- 各国におけるビットコインの法的な扱い
- 仮想通貨
- 暗号通貨
- 公開鍵暗号
- ビットコイン財団
- マスターコイン - ビットコインの上位層として実現され稼働している決済を行うプロトコルと、関連する通貨の名称。
- Monacoin - 日本初の暗号通貨
- BitZeny - 日本の国産暗号通貨の一つ。CPUによるマイニングに特化している。
- Ripple
- 三式簿記
- ビットコインキャッシュ - ビットコインからハードフォークした通貨