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ヒューマノイド

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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ヒューマノイド』(英:humanoid)とは、人間のようで人間ではないものである。

概要[編集]

  • 「人間のようなもの」というだけなので半魚人とか人魚も含まれるかもしれない。ただし、「マーマン」と「マーメイド」は対なので「上半身が魚で下半身が女のマーメイド」はなかなか想像しにくい。、
  • 昆虫進化して二足歩行するようになって頭部が発達して人間のような知能をつけて喋ったりしたらそれも「ヒューマノイド」と言えるかもしれない。
  • でも人間と同じ霊長類の「」や「ゴリラ」が「ヒューマノイド」と呼ばれる事は基本的には無い。「猿」や「ゴリラ」は「ヒューマノイド」ではなく「猿」や「ゴリラ」と呼ばれる。人間に対して「猿」とか「ゴリラ」とか言ったら差別というか侮辱になる場合がある。映画『猿の惑星』などを参照されたい。かつてアジア人は「黄色い猿」などと呼ばれた。

人間に対して「ヒューマノイド」と言った場合もそうなる可能性があるかもしれない。「人間以下」は人間を含むので侮辱ではないはずだが、一般的には侮辱語とされる。「私は人間以上でもそれ以上でもない!」という主張は「私はヒューマノイドである」と同義であるが、それを言うとサルのように怒って攻撃してくるので「人間未満」だろうと解釈している。

アーサー・C・クラークは映画「二〇一〇」に関する書籍『オデッセイ・ファイル』のなかで、監督のピーター・ハイアムズとの往復書簡を公開しているが、「イルカにとって『この魚野郎!』というのは侮辱であろう」と述べていた。では、われわれ日本人は南アフリカ共和国で「名誉白人」とされて喜ぶべきか?という話がある。

この点に関して、リチャード・ファインマンが「黒人が白人に対して“白んぼ”という意味で“オーフェイ”という言葉を使うと聞いて、それを画家としてのペンネームにした」と自伝に書いている。

なお、計算数学において著名な森口繁一は、「名誉ユダヤ人」とされたという話が「工学部ヒラノ教授」にあった[1]

こうなると「人工知能が経営する企業に法人格[2]を認めるか?」という法的な論酢にもなるわけで、「人工知能が経営する企業の存在を認めることは神の摂理に反する」と考えた犯罪者がそのシステムを破壊[3]した場合、それはどの程度の罪になるのか?といった話になるのでヒューマノイドの定義は非常に困難になる。「それは人型をしていないからヒューマノイドとはいえない」という意見もあるだろうが、だったら人間型の端末の「人格」を壊してしまったらどういう罪になるのか?といった話になって収集がつかなくなる。

こんな話はSFやマンガの中ではさんざん議論されているわけだが、こうした話を理解できる律法官である国会議員はおそらく少数派であって、その意見は法改正には反映されないだろうと思われる。

動的二足歩行について[編集]

  • 人形ロボット「Pepper (ロボット)」は二足歩行ロボットではないがヒューマノイドとして紹介されることもあるので、ヒューマノイドと呼ぶのに二足歩行は必須ではない模様。

動的二足歩行については、現在のところ実現されてはいない。なぜなら「爪先」がないためである。現在のヒューマノイドは動的二足歩行における制禦技術が確立しておらず、(アルペン競技の)スキー靴を履いているようなもので、スニーカーを履いているような歩行はできない。

脚注[編集]

  1. 念のために申し添えておくと、ナザレのイエスはユダヤ人でありユダヤ教のラビであった。
  2. 企業法人は「人格」を法的に認められている。
  3. それが深層学習によって得られた経験データであり、ホログラフィックメモリーに記録されていたりするとコピーも保存も難しかろう。そうなると「データを消去した」だけである。

関連作品[編集]

  • 「エイリアン2」に登場するビショップは、自称「合成人間(アーティフィシャル・パースン)」である。
  • 『解体(こわし)屋ゲン』に登場するボテとキクちゃんがいる。

関連項目[編集]