ハードオフ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ハードオフ(HARD OFF)とは、新潟県新発田市に本社がある古物流通業者。

概要[編集]

中古楽器や、電子機器、オーディオ製品、カメラ、生活家電、パソコンなどといった製品の買取と販売を行っているリサイクルショップである。語源は、「hardware」の「off」の略で、安くリサイクルで使うために使用する意味に由来する。ブックオフのリユース販売に着想を得て生まれた関係から、ロゴマークの文字体や色も共通している。
日用品や衣服、スポーツ用品や調理家電などを主に扱うオフハウスが併設されていることが多い。また、自動車用品に特化したガレージオフ、模型などのホビー関係に特化したホビーオフなどもある。
なお、特化型の店舗が無くとも買取・販売をしている店舗は多い(ハードオフで自動車用品プラモデル、オフハウスでトイガン鉄道模型など)。

オリジナル商品[編集]

近年、ハードオフをイメージした乾電池ギターケース、ステッカーなどが販売されている。なお、ギターケースは2022年の8月から一部店舗・数量限定で発売された。残っていたらラッキーかもしれない。

ジャンク品[編集]

ハードオフでは製造から年月が経ち、動作保証ができないものや正常に動作しないものをジャンク品として販売している。これはハードオフ以外のサイクルショップでも見られるが、ハードオフは全国に展開しているためジャンク品も含めた中古品が入ってきやすい。また、ほとんどの店舗にジャンクコーナーがある[注 1]ほか、動作テストコーナーを設けている店舗もあり、足繁く通うジャンク品マニアは多い[注 2]

屋号・店舗形態[編集]

個々の店舗はハードオフの店舗一覧を参照。

HARDOFF[編集]

主にAV機器・家電・パソコン・楽器・ゲームソフトなどの買取・販売をする形態

    • ハードオフの主軸であるジャンクコーナーがある。主に上記の物の販売がされている。ジャンクコーナーには主にその語源の通り壊れている物が販売されているがたまに壊れていない物が販売されいる時もある。また100円で箱なしソフトが売られている時があるがその商品は決まってジャンクコーナーにある。なおこのソフトはジャンクコーナーにあるが大体は壊れていないソフトである。あまり売れなかったソフトはこの様になる他、ジャンクコーナーにはパソコン部品も売っている。もちろん一部は使える。
    • 一部店舗ではゲームのお試しができるようにテレビとゲーム機があるところがある。このテレビとゲームは多分買取したものであろう。主な客層は子供とPCオタク、他にはパソコンに詳しい人などが来店する。またジャンク商品の確認コーナーがある店舗もある。
  • HARDOFF Audio Salon - オーディオ機器の買取・販売
    • 店内にはCDを試聴するためのコーナーや音楽関係の書類の販売また手作りのアンプなど商品など買取販売がなされており店内中央部ではコーヒーなどを飲むことができる区画がある。その他多数の中古のアンプ、周辺機器が販売されている。アソルティ吉祥寺エスト3Fにある吉祥寺店のみが存在する
  • HARDOFF AUDIODIGITAL館 - オーディオ機器・AV機器・デジタル家電・ゲーム機・腕時計・カメラの買取・販売する形態
    • 上記のオーディオサロンと何も違わないようにも見えるがデジタル家電やゲーム、時計、カメラなどオーディオとは関係のない商品も売っているが特徴である。埼玉に東大宮駅前店のみが存在する。
  • HARDOFF 楽器STUDIO - 楽器の買取・販売・修理

主に主軸な物としてギターがある、常時200個ほどが売られている。その他、鍵盤やシンセサイザーなども販売されている。現在アソルティ吉祥寺エスト2Fにある吉祥寺店のみが存在する。

  • HARDOFF 工具館 PRO&DIY - 工具・農機具の買取・販売
    • 工具全般販売されている。米どころで工具の使用が多いからか創業地であるためなのかの為新潟に半分ぐらいは店舗がある。また乗用式でない大型工具や特殊な工具も買い取ってくれる場合がある。また誰が壊れている物を買うのかは知らないが壊れていても買い取ってくれる場合もある。全国に8店舗存在している。新品商品の取り寄せも可能である。
  • HARDOFF 無人館 - 24時間営業で電子小物・玩具・衣類・家電を均一価格で販売する無人店舗
  • 無人のため24時間営業している、2022年8月18日に新潟黒崎インター店が開業したのが始まりその後の店舗増強は行われていない。
  • HARDOFF 買取サロン - ブランド品・アクセサリー・カメラ・楽器・オーディオ機器の買取専門店。
    • 販売は行わない店舗。現在は2022年12月3日に開業した新潟伊勢丹店のみでその後の店舗増強は行われていない。受付カウンターにはコンシェルジュが常駐している。
  • HARDOFF 首都圏出張買取センター - 楽器・テレビ・パソコンの出張買取専門店。法人窓口も設置。
    • 出張買取専門店で首都圏での買取をしている。HPの窓口では23区内とそれ以外でページが異なっている。

OFFHOUSE[編集]

主に服・靴・ブランド品・装飾品・家具・家電・日用品・玩具・ベビー用品の買取・販売を行う屋号。

    • 店によって差はあるが半分ほど服で形成されている店舗が多くもはや半分以上にまで膨れ上がっている店舗もある。オフハウスは飲食物以外なら多分全部買い取ってくれるため鉛筆など文房具が売っている店舗もある。またハードオフを併設していない店舗では通常ハードオフで売っているようなパソコン、ゲームなどが売っているところもありそれどころかこじんまりしているがジャンク棚を用意している店舗もある。実質的にゲームやパソコンが売っているセカンドストリート。
  • OFFHOUSE アウトドア&スポーツ - スポーツ用品・キャンプ、アウトドア用品の買取・販売
    • 飲食物以外なんでも売っていると名高いオフハウスだがこのようなアウトドアとスポーツのみの形態もある。意外とオフハウスはアウトドア用品もかなり扱っている。日本国内に4店舗のみ存在している。
  • OFFHOUSE アウトドア&フィッシング - キャンプ・アウトドア用品・釣具の買取・販売
    • こちらも上記の通りオフハウスでは珍しく専門店であるこちらはアウトドア用品に加えてフィシング用品も買い取ってくれる。千葉県に1店舗だけある。
  • OFFHOUSE KIDS 子供用の服の買取・販売
    • そよら金剛店に開業する予定の店舗、これまでにはなかった子供用の服の中古商品の店舗。中古商品の西松屋である。HPでは6月28日に追加された。

HobbyOFF[編集]

オフハウスの一部であり、玩具・ぬいぐるみ・ホビー・模型の買取・販売

  • この形態の店舗は大分多くある。基本的に玩具やぬいぐるみなど子供向けの商品の買い取りが多い、またフィギュアや模型などのオタク向けの商品の買い取りもあるが主に子供やオタクの買い取り販売が主軸。
  • HobbyOFF トレカ専門館 トレカの買取・販売
    • トレカ専門店でトレカしか売っていないがトレカの品揃えは良く高い値段のカードも販売している。

GarageOFF[編集]

自転車・自動車用品の買取・販売

  • こちらも専門店で自動車、自転車関連の商品のみの買い取りを行っている。このような感じの店はガレージオフしかなく敵対勢力はいない。独断場である。またロゴマークの配色がハードオフ一緒でありわかりにくい。

LIQUOROFF[編集]

酒類の買取・販売

  • 主にゲームや服、日用品などを買い取りするハードオフコだが東京と愛知に5店舗だけ酒類だったらなんでも買い取ってくれる形態の店である。缶ビール1本でも買い取っていくれる。

MODEOFF[編集]

ブランド品・アクセサリーの買取・販売

  • 上で語った様にブランド品の買い取りも行っているが衣服の買い取りも主軸でありこの形態は複合店が少なく単独店が多い更に上記で記した通りオフハウスは衣類の買い取りが主軸と記したがこちらもっと衣服の占領幅が大きい殆どは衣服で形成されている。また一部靴の販売を行っている店舗もある。

BOOKON[編集]

本の販売

  • ただ本屋、ただし複合店でブックオフがあるため普通競合店になるため近距離なることはあまりない新書店と中書店が隣りにあることのメリットはある。尚この形態は千葉県の四街道店のみ。

OFFモール[編集]

グループ各店の商品を購入出来るネット通販。

  • 商品は店員がそのままスマホで撮影したものもある。

北海道の店舗で3200万分の在庫の所在が不明になった事件[編集]

2024年6月25日に公表された問題である。北海道のある店舗の店長が3200万円相当を横領してそのまま店長が失踪してしまった事件である。手口は通常、客が買取をしてくださいと言った時に客の名前などや商品の情報を入力しその作業が終わったらアナウンスをする。 だがその店長は客がいないのにも関わらず、システムから過去の顧客情報を呼び出し、商品も架空の情報を入力して商品の画像は店にある似た商品などを撮影して入力し客の本人確認も、保険証かマイナンバーカードならば項目にチェックを入れるだけというがばがば設計なので、そこを突かれてしまって発生した。また店内にあった商品を勝手に持って帰るなどした。その後上記の通り調査の途中に逃走してしまった。

BGMについて[編集]

店内BGMについて、高確率でNash Music LibraryのSC-1903が流れている。人によっては親の声より聴いたBGMとも。 ジャンクのオーディオを購入し、修理した機材で流すのにぴったりの曲である。また、自宅でのジャンク品整理BGMとしても最高である。 なお、当該曲はNash Music Libraryにて3300円で購入可能である(税込、2022年12月現在)[注 3]

関連項目[編集]

[編集]

  1. 特に佐賀市にあるハードオフは広いジャンクコーナーをもつ。
  2. ジャンクハンターなどと呼ぶ場合もある。
  3. 一曲の値段としては高価だが、これはロイヤリティフリーで使える商用音源のためである。