ハンク・アーロン
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ヘンリー・ルイス・アーロン（Henry Louis Aaron, 1934年2月5日 - 2021年1月22日）は、アメリカ合衆国のアラバマ州モービル出身の元プロ野球選手（外野手）。愛称は「ハマー（Hammer）」。通算本塁打755本は、ベーブ・ルースを超え、2007年にバリー・ボンズに抜かれるまで33年間MLB歴代1位だった。ベジタリアンとしても有名である。
経歴[編集]
アフリカ系アメリカ人で、米大リーグ歴代2位の755本塁打を打ったことで知られている。
アメリカ南部のアラバマ州モービルで生まれる。当初は黒人リーグに入り、1954年にブレーブスで右打ちの外野手として大リーグデビューを果たした。1957年に本塁打、打点の2冠で最優秀選手に輝き、チームのワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。以後、ホームラン王と打点王はそれぞれ4度ずつ、首位打者は2度、獲得している。
当初はアフリカ系に対する人種差別と戦いながら、1974年にベーブ・ルースの不滅とされた通算714本塁打のメジャー記録を更新した。同時期に日本では王貞治がハンク・アーロンの記録を抜いた際に再度脚光を浴びている。また、この縁から王とは親交を持っていた。1990年から世界少年野球大会開催などの普及活動で王と協力している。
1976年で引退するまで、通算成績は2297打点で歴代1位、3771安打で歴代3位、最多本塁打記録に関しては2007年にバリー・ボンズに抜かれるまで最高記録を維持していた。オールスター戦は21年連続で選出され、ゴールドクラブ賞は3度受賞している。1982年に米国野球殿堂入りし、背番号の44はブレーブス、ブルワーズにおいて永久欠番扱いとなっている。
2021年1月22日に86歳で死去した。死因は非公表である。
詳細情報[編集]
タイトル[編集]
表彰[編集]
- シーズンMVP：1回（1957年）
- ゴールドグラブ賞：3回（1958年、1959年、1960年）
- DHLホームタウン・ヒーローズ選出（2006年）
記録[編集]
- 通算3771安打（歴代3位）
- 通算755本塁打（歴代2位）
- 通算6856塁打（歴代1位）
- 通算2297打点（歴代1位）