ドミネーター
鎮圧執行システム、オンライン。
ユーザー認証...使用許諾確認。適正ユーザーです。
ドミネーターとは、『PSYCHO-PASS』シリーズで登場する、特殊な拳銃です。
概要[編集]
正式名称は「携帯型心理診断・鎮圧執行システム・ドミネーター」。システム化された端末の一つです。警察組織での使用を想定された仕様となっており、使用のためにはユーザー認証が必須となります。
"シビュラシステム"と呼ばれるAIのような存在にネットワークでリンクされておりまして、"犯罪係数"と呼ばれる対象の脅威判定や、それに応じてドミネーターの使用モードが自動的に決定されるようになっております。要は使用者はトリガーを引くだけで良い、というところまで負担軽減や合理化が進んでいる、とご理解下さい。
近未来の武器のため、常に緑色に発光していたりします。隠密行動には向かないかもしれません。
普通の拳銃との決定的な違いですが、使用者の意志よりも"シビュラシステム"の決定を優先するため、肝心なところでトリガーを引けない場合がありますが、仕様ですのでご了承下さい。あと圏外になると「通信エラー:システムとのリンクを構築出来ません」というエラーメッセージを返し、使えなくなる仕様ですのでご了承下さい。
指向性音声で各種情報を使用者に伝えるようプログラムされており、最初は小うるさいかもしれません。CVは日髙のり子さんとなっております。
見た目はデザートイーグルよりも大柄ですが、映像表現上、質量はそれほど無く、案外軽めの設定と思われます。
モード[編集]
トリガーロック[編集]
犯罪係数、アンダー60。執行対象ではありません。トリガーをロックします。
- 対象の犯罪係数が閾値より低く、執行対象では無いとシビュラシステムが判断した場合、自動的にトリガーがロックされ、何も出来ない状態になります。
- いわゆるセイフティがかかっている状態です。
ノンリーサル・パラライザー[編集]
執行モード、ノンリーサル・パラライザー。
落ち着いて照準を定め、対象を"制圧"して下さい。
- 対象の犯罪係数が閾値より高いですが、まだ更生の余地があると判断された場合に選択される非殺傷モードです。撃ち込まれると通常は一定時間気絶します。
- 薬剤等で対抗する事は可能な模様です。
リーサル・エリミネーター[編集]
執行モード、リーサル・エリミネーター。
慎重に照準を定め、対象を"排除"して下さい。
- 対象の犯罪係数が閾値より高く、更生の余地が無いと判断された場合に選択される処刑モードです。撃ち込まれた相手は死亡します。
デストロイ・デコンポーザー[編集]
執行モード、デストロイ・デコンポーザー。
対象を"完全排除"します。ご注意下さい。
- ドミネーターの切り札的なモードです。暴走したドローン等の排除に使う対物兵器モードとなります。撃ち込まれると分子レベルまで分解され、大穴が空きますのでご注意下さい。
強襲型ドミネーター[編集]
- 大型化し、より強力になったドミネーターです。対物ライフルのような大きさで二脚もセットされています。
- 壁越しに対象を狙い撃つ威力があります。ご注意下さい。
犯罪係数とは[編集]
"犯罪係数"とは、その瞬間ごとに算出された数値になりますので、判定が頻繁に更新されます。ご注意下さい。
実写化[編集]
ドミネーターの1/1模型をCerevoというベンチャー企業が開発した事例がございます。模型ですが変形機構を備え、音声を発する機能もついていました。
およそ1400の部品点数で作られた模型の重量は750g程度。デコンポーザーには変形しませんのでご注意下さい。
関連項目[編集]
- PSYCHO-PASS#ドミネーター - Wikipedia
- ドミネーター(PSYCHO-PASS) - アニヲタWiki(仮)