サドガエル

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サドガエル
分類
無尾目
アカガエル科
ツチガエル属
サドガエル
名称
学名Glandirana susurra
(Sekiya, Miura, and Ogata, 2012)
和名サドガエル (佐渡蛙)
英名Sado Wrinkled Frog
保全状況
IUCNレッドリスト絶滅危惧種 (IUCN 3.1)
環境省レッドリスト絶滅危惧種IB類

サドガエルとは、アカガエル科ツチガエル属のカエルである。

概要[編集]

体長3~5cm。腹面は黄色。あごに斑点模様は少なく、イボが密になっている。

生態[編集]

佐渡島固有種で、国中平野を中心に生息している。主に山地で見られる。

春から初夏にかけて繁殖期を迎える。オタマジャクシは来年の下 夏季に成体に変態する。

オスは「ビューン、ビューン」と囁くように鳴く。

天敵は朱鷺

分類[編集]

1997年に関谷国男によりサドガエルが発見。三浦郁夫准教授により遺伝子解析や交雑実験により、2012年12月11日に新種として発表された。ツチガエル属の新種はナガレタゴガエル1990年に記載されて以降22年振りであった。

ツチガエルと交雑出来るが、交雑して出来た子供に繁殖能力は無くなる。

種小名の「susurraすすっら」は、ラテン語で『囁く』という意味である。