カフカス
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カフカス(Kavkaz)とは、ヨーロッパ南東部と西アジアの境とされるカフカス山脈を中心とした地域である。カフカース、あるいは英語名でコーカサス(Caucasus)という。面積は約44万平方キロ。カフカスとは「大きな山岳」を意味する。
概要[編集]
黒海とカスピ海に挟まれた地狭部で、かつては全域がオスマン帝国、ロシア帝国を経てソ連の一部であった。現在はロシア・グルジア・アルメニア・アゼルバイジャンの4カ国にまたがっている。東西に走る大カフカス山脈によって北側の北カフカスと南側のザカフカス(カフカス山脈の向こう側を意味する)に2分され、ギリシャ神話では勝手に人間に火を与えたプロメテウスが岩山に縛られて激しく拷問を受けた地とされている。国際紛争が絶えない。