コクチバス

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コクチバス
分類
軟体動物門
条鰭綱
スズキ目
サンフィッシュ科
オオクチバス属
コクチバス
名称
学名Micropterus dolomieu
Lacépède, 1802
和名コクチクチバス
スモールマウスバス
英名Smallmouth bass
保全状況
IUCNレッドリスト低危険種 (IUCN 3.1)

コクチバスとは、サンフィッシュ目(旧:スズキ目)サンフィッシュ科に分類される淡水魚である。

形状[編集]

全長30~50cm。

近縁種のオオクチバスに良く似るが、上顎の後端が眼の後縁よりも後ろである事で見分けられる。

生態[編集]

魚類と甲殻類を食べる。

繁殖期は5~7月。すり鉢状の巣をオスが作り、そこにメスが産卵する。抱卵数は5千~1万4千個。

子供はオスに守られ、10mmになりと独り立ちする。

人間との関係[編集]

1925年赤星鉄馬がコクチバスを輸入し、芦ノ湖に放流した。

1991年霞ケ浦の流入河川で茨城県初確認された。

2005年1月31日、コクチバスを含む1科4属32種を特定外来生物に指定すると環境省が発表。

6月1日特定外来生物に指定された。これにより生きたままでの移動や飼育が禁じられた。