カクレクマノミ

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カクレクマノミ
分類
ドメイン真核生物
動物界
脊椎動物門
条鰭綱
スズキ目 (未確定)
スズメダイ科
亜科クマノミ亜科
クマノミ属
カクレクマノミ
名称
学名Amphiprion ocellaris
Cuvier, 1830
和名カクレクマノミ (隠熊之実・隠隈魚)
英名Ocellaris clownfish
Common clownfish
False percula clownfish
保全状況
IUCNレッドリスト低危険種 (IUCN 3.1)

カクレクマノミとは、スズメダイ科の海水魚である。

形状[編集]

体色はオレンジ色で、3本の白い横縞がある。

カクレクマノミとクラウンアネモネフィッシュはよく似るが、本種の第1背鰭棘は11本であり、クラウンアネモネは10本(稀に9本)であることで見分けられる。

また確実では無いものの、カクレクマノミの鰭の輪郭に黒色の縁取りがあるが、クラウンアネモアには無い傾向にある。

生態[編集]

オーストラリア北部から東南アジア日本に分布している。

プランクトン食性で、動物プランクトン藻類を食べる。ハタゴイソギンチャクと共生する。

卵は27~28℃において、受精から152時間後に孵化する

人とのかかわり[編集]

よく観賞魚として飼われる。養殖もよく行われる。

カクレクマノミは、2003年のアニメ映画「ファインディング・ニモ」で一躍有名になった。

然し、ニモはカクレクマノミが生息していないグレート・バリア・リーフに住んでいるなどの特徴から「クラウンアネモネフィッシュ (Amphiprion percula)」であるとされる。