カクレクマノミ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
記事をシェア:
X(旧Twitter)にシェアする
Threadsにシェアする
Facebookにシェアする
はてなブックマークにシェアする
LINEにシェアする
ナビゲーションに移動 検索に移動
カクレクマノミ
分類
ドメイン : 真核生物
: 動物界
: 脊椎動物門
: 条鰭綱
: スズキ目 (未確定)
: スズメダイ科
亜科 : クマノミ亜科
: クマノミ属
: カクレクマノミ
学名
Amphiprion ocellaris
Cuvier, 1830
和名
カクレクマノミ (隠熊之実・隠隈魚)
英名
Ocellaris clownfish
Common clownfish
False percula clownfish

カクレクマノミとは、スズメダイ科の海水魚である。

形状[編集]

体色はオレンジ色で、3本の白い横縞がある。

カクレクマノミとクラウンアネモネフィッシュはよく似るが、本種の第1背鰭棘は11本であり、クラウンアネモネは10本(稀に9本)であることで見分けられる。

また確実では無いものの、カクレクマノミの鰭の輪郭に黒色の縁取りがあるが、クラウンアネモアには無い傾向にある。

生態[編集]

オーストラリア北部から東南アジア日本に分布している。

プランクトン食性で、動物プランクトン藻類を食べる。ハタゴイソギンチャクと共生する。

卵は27~28℃において、受精から152時間後に孵化する

人とのかかわり[編集]

よく観賞魚として飼われる。養殖もよく行われる。

カクレクマノミは、2003年のアニメ映画「ファインディング・ニモ」で一躍有名になった。

然し、ニモはカクレクマノミが生息していないグレート・バリア・リーフに住んでいるなどの特徴から「クラウンアネモネフィッシュ (Amphiprion percula)」であるとされる。