オレク・バクラノフ
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オレク・バクラノフ(1932年 - 2021年7月28日)は、ソ連の政治家。同国元国防会第1副議長で、保守派クーデター未遂首謀者の1人である。
来歴[編集]
ソ連のハリコフで生まれる。1983年から一般機械製作相を1988年まで務めた。1991年に国防会議第1副議長に就任する。8月、ミハイル・ゴルバチョフ大統領のペレストロイカに反対し、ゲンナジー・ヤナーエフ副大統領らと国家非常事態委員会を結成する。8月18日、クリミア半島の別荘でゴルバチョフに面会し、全権をヤナーエフに移譲するように迫るもゴルバチョフに拒否されたので、軟禁に追い込んだ。しかしクーデターは結果的に失敗して逮捕され、1993年1月まで服役した。なお、委員会のメンバー8人の中で最後の存命者でもあった。
2021年7月28日に89歳で死去した。