ウェブカメラ

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ウェブカメラ(webカメラ、web camera)とは、インターネットを介してリアルタイムの画像もしくは映像を伝達するためのカメラである。ライブカメラという名称も使用されている。現在ではカメラ単体で動作できないもの(パソコンなどとの接続が必須なもの)をウェブカメラ、単体で動作し、ネットワークに接続できるものをネットワークカメラ、若しくはIPカメラと分類するのが一般的である。

概要[編集]

USBケーブルなどでパソコンに接続し、カメラで撮影した映像をリアルタイムに転送・処理することができるカメラである。近年のノートパソコンには内蔵タイプのウェブカメラが標準搭載されている。デスクトップパソコンなどのカメラを内蔵していない機器やノートパソコンに内蔵されているカメラの画質や画角が気に入らない場合に用いられる。ディスプレイなどに挟み込んで使用できる簡易タイプのものが多く流通しているほか、三脚などに設置できるものや自立タイプなどが販売されている。

用途[編集]

カメラを通してインターネットにリアルタイムに転送して配信したり、テレビ電話、ビデオ通話(ビデオチャット)、ビデオ会議(Web会議)、LINE、インスタントメッセージング、といったコミュニケーションで利用される。なお、ビデオ会議はコロナ禍におけるテレワークの推進によって需要が高まり、ウェブカメラが品薄になったこともある。また、一部のデジタルカメラではパソコンと接続しウェブカメラとして利用できる機種が販売されている。

問題点[編集]

ウェブカメラには問題点もあり、不正アクセス時にウェブカメラを操作されて室内を盗撮される危険性もある。そのため、内蔵タイプであればプライバシーシャッターなどを利用する、外付けタイプであれば使用時以外接続しないなどの対策が重要である。

ウェブカメラをペットや子供の見守りに使用する例も存在するが、公開する設定を間違えると第三者から簡単に閲覧できるようになってしまったりするため、設定には十分な知識を必要とされる