デスクトップパソコン

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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デスクトップパソコンとは、主に卓上で使用されることを想定して作られたパソコンである。

概要[編集]

もともとパソコンは大型で卓上に据え置いて使われるものであり、持ち運びのできるノートパソコンが普及したことによって再命名されたレトロニムである。 持ち運びを想定したノートパソコンとは異なり、大型でモニターやキーボード等を別途用意する必要がある。一方で拡張性に優れており、購入時の仕様で対応できないインターフェイスなどを組み込むことができるスペースを有している。また、大型の筐体は本格的な冷却機構を組み込むこともでき、高性能なかわりに発熱が大きいプロセッサを(ノートパソコンよりも)長時間安定して稼働させることも可能である。そのためゲーミングパソコン市場での需要は高く、ノートパソコンが一般化した市場でも根強い需要がある。

同程度のスペックを持つデスクトップパソコンとノートパソコンではノート型のほうが高価になりやすい。一方、デスクトップ型はモニタやキーボードなどが別途必要になるものが一般的であり、すでに所有しているケースを除けばそれなりの値段になるものである。また、ノートパソコンよりも性能が良いプロセッサやグラフィックボードを選択できるほか、内部ストレージやメモリもOSやマザーボードが扱いきれる上限まで載せることもできるため、スペック重視で構成をカスタマイズしていたら見積もりが7桁になることもある。

iMacのように本体がディスプレイに入っているオールインワン型のデスクトップパソコンも流通しており、用途によってはノートパソコンよりも占有スペースが少なくなる。また、VESA規格のケースに収められたものは壁に設置できる商品もある。

関連項目[編集]