アラゴン州
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アラゴン州(アラゴンしゅう、Aragon)とは、スペイン北東部の自治州のことである。ピレネー山脈の南側に位置する。面積は4万7720平方キロメートル。人口は1999年の時点で118万3000人。州都はサラゴサ。アラゴンは「水」を意味する。
概要[編集]
サラゴサ、ウエスカ、テルエルの3県から成る州である。714年にイスラム勢力が侵攻した。922年にナバラ王国の支配下に入る。1035年にはアラゴン王国を建国してイスラム勢力を全面的に駆逐した。1137年にカタルーニャと連合国家を形成して地中海進出の契機となった。1479年にカスティーリャ王国と合体してスペイン統一を成し遂げ、イスパニア王国誕生の推進役となる。
1982年に自治州を設立する。エブロ川流域に開けるが、寒暑の差が大きい乾燥地帯で小麦、ジャガイモなどの生産と放牧が盛んである。また、伝統的な民族舞踊音楽ホタの発祥地でもある。
外部リンク[編集]
- アラゴン スペイン政府観光局