ももいろクローバーZ
ももいろクローバーZ(ももいろクローバーゼット)は、スターダストプロモーション所属の女性音楽グループ。
概要[編集]
現在のメンバーは百田夏菜子・玉井詩織・佐々木彩夏・高城れにの4人で、結束力の強いパフォーマンスや天真爛漫なキャラクター性などを特長とする。
愛称はももクロ、ももクロちゃんまたはももクロZ。Zの文字を宙に書いて指を突き出すポーズを常用する。
2014年には、国立競技場でのコンサートを女性グループとしては初めて行い、2日間で11万人を動員。2016年にはコンサートの年間動員数が63.6万人となり、女性アーティスト1位を記録した(2014年に続き2度目)。
過去のメンバーを含め、グループ結成前からスターダストプロモーションの個人としての所属歴があり、女優としての出演歴のあるメンバーがいるのも特徴。
当時のももクロZメンバー全員が主演した2015年の青春映画『幕が上がる』においては日本アカデミー賞・TSUTAYA映画ファン賞・報知映画賞などを受賞。2016年の連続テレビ小説「べっぴんさん」はメンバー全員がヒロインオーディションを受け、最終選考に残った百田が準主役のキャストを演じている。
歴史[編集]
平成20年(2008年)にももいろクローバーとして結成され、平成21年(2009年)に「ももいろパンチ」でインディーズデビューする。その後、有安杏果が加入する。平成22年(2010年)に6人組として「行くぜっ!怪盗少女」でメジャーデビューした。平成23年(2011年)4月に早見あかりが脱退し、5人編成の「ももいろクローバーZ」になる。平成24年(2012年)・平成25年(2013年)・平成26年(2014年)にはNHK紅白歌合戦に出場している。
平成30年(2018年)1月15日に有安杏果が芸能界引退を発表。同年1月21日のライブをもってグループを卒業した。
令和2年(2020年)には、初の視聴者参加型生配信ライブ、「PLAY!」が開催された。
令和4年(2022年)には、アプリゲームアイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージとのコラボに参加。両者のコラボ楽曲である『Majoram Therapie』を歌唱した。
同年には高城が、プロ野球選手宇佐美真吾と結婚。高城はメンバーに留まり、メンバー初の既婚者になる。
メンバー変遷[編集]
年月日 | 期 | メンバー | 備考 |
---|---|---|---|
2007年10月 | 0期 | 伊倉愛美・高井つき奈・高城れに・弓川留奈・和川未優 | 写真撮影が行われ、ウェブで告知されたが、活動はこの1回きりだった |
2008年3月 | 1期 | 伊倉愛美・高井つき奈・高城れに・玉井詩織・百田夏菜子・和川未優 | メンバー決定後、グループ名が「ももいろクローバー」に決定 5月17日にお披露目(この日が公式の結成日) |
2008年8月9日 | 2期 | 伊倉愛美・高城れに・玉井詩織・藤白すみれ・百田夏菜子・和川未優 | |
2008年11月23日 | 3期 | 伊倉愛美・柏幸奈・佐々木彩夏・高城れに・玉井詩織・早見あかり・藤白すみれ・百田夏菜子・和川未優 | |
2008年12月29日 | 4期 | 柏幸奈・佐々木彩夏・高城れに・玉井詩織・早見あかり・百田夏菜子 | |
2009年3月9日 | 5期 | 佐々木彩夏・高城れに・玉井詩織・早見あかり・百田夏菜子 | |
2009年7月26日 | 6期 | 有安杏果・佐々木彩夏・高城れに・玉井詩織・早見あかり・百田夏菜子 | 8月5日、インディーズデビュー 11月11日、メンバーカラー設定 2010年5月5日、メジャーデビュー |
2011年4月10日 | 7期 | 有安杏果・佐々木彩夏・高城れに・玉井詩織・百田夏菜子 | グループ名を「ももいろクローバーZ」に変更 |
2018年1月21日 | 8期 | 佐々木彩夏・高城れに・玉井詩織・百田夏菜子 |
外部リンク[編集]
- スターダストプロモーション(所属事務所)
- キングレコード(所属レコード会社)
- その他
- ももクロChan 〜Momoiro Clover Z Channel〜 - テレ朝動画
- 川上アキラの人のふんどしでひとりふんどし - テレ朝動画 ※毎週月曜19時から無料で生放送され、メンバーがゲスト出演することが多い
- はるえ商店 - 公式グッズ
- Ropping -『ももクロChan』公式グッズ
- ももいろトラディショナル - NIKKEI STYLE ※メンバーが日本の伝統工芸に挑戦する連載(2016年6月~)
誤記等[編集]
- 桃色クローバーZ
- モモイロクローバー
- もも色クローバーz
など
- その他
- 「ももち」の愛称だった嗣永桃子の当グループでの所属歴はない。所属事務所もアップフロントプロモーションだった。