ひむか号

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ひむか号は、宮崎県宮崎市延岡市を結ぶ、宮崎交通が運行する高速バス路線である。

概要[編集]

東九州自動車道を通り、宮崎県の県庁所在地である宮崎市と県北部の中心都市である延岡市を結ぶ高速バスで、2014年3月16日に東九州道延岡 - 宮崎間が全線開通したことに伴い、同年度より運行されている。宮崎市 - 延岡市間を運行する路線バスは、1999年に宮崎交通の一般道経由の宮崎 - 延岡間が廃止されて以来、15年ぶりとなる[1]

並行する日豊本線で運行されている特急列車「にちりん」「にちりんシーガイア」ひゅうが」に比べ所要時間は長いが運賃は安価である。運行開始当時は8往復が運行されていたが減便され現在は3往復となっており、また運行開始当初は宮崎交通とJR九州バス共同運行であったが、現在は宮崎交通の単独運行となっている。

停車停留所・運行状況[編集]

運行区間
宮交シティ - 宮崎駅西 - 山形屋前/カリーノ宮崎前 - 県病院前(宮崎) - 西の原 - 宮崎BS - 国富BS - 西都IC - 日向IC - 門川BS - 延岡消防署前 - 平の前 - 県病院前 - 愛宕町1丁目 - 安賀多4丁目イオン前 - 中央通2丁目 - 延岡駅
太字クローズドドア区間。
宮崎市内の太字の区間(宮交シティ - 西の原)は延岡行きは乗車、宮崎行きは降車のみ可能。
延岡市内の太字の区間(延岡駅 - 延岡消防署前)は宮崎行きは乗車、延岡行きは降車のみ可能。
山形屋前は延岡到着の乗車のみ、カリーノ宮崎前は宮崎到着の降車のみ停車する。

3往復が宮崎市の宮交シティと延岡市の延岡駅の間に運行されており、宮崎市街地と延岡市街地の複数の停留所のほか、運行区間内の東九州自動車道の停留所や、インターチェンジに併設の停留所にも停車する。

  • 座席定員制で、事前予約は行っていない。なお、満席の場合は乗車できない。
  • SUNQパス南部九州版、全九州3日間券・4日間券が使用可能。

沿革[編集]

  • 2014年(平成26年)4月1日 宮崎交通とJR九州バスの2社共同運行において各4往復の計8往復にて運行を開始(ノンストップ6往復・各停2往復)。
  • 2014年(平成26年)10月1日 ダイヤ改正[2][3][4]
    • 全便各停化。
    • 停車地に県病院前(宮崎)、西の原(宮崎)、平の前(延岡市)を追加[2]
  • 2015年(平成27年)10月1日 ダイヤ改正。平の前 - 中央通2丁目間の経路を変更。同区間の停車地は愛宕町1丁目、安賀多4丁目イオン前となり、県病院前、向陽倶楽部前、ベンベルグ前には停車しなくなる[5]
  • 2016年(平成28年)5月13日 ダイヤ改正。5往復に減便[4]
  • 2018年(平成30年)
    • 4月1日 延岡駅前バスセンター廃止に伴い、延岡駅発着となる。
    • 10月1日 ダイヤ改正。
      • 3往復に減便。
      • 運行区間を宮交シティ - 延岡駅間に短縮。宮崎空港、橘通り1丁目、県庁前に停車しなくなる。
      • JR九州バスが撤退し宮崎交通の単独運行となる。
  • 2019年(令和元年)
    • 10月7日 - 国富SIC開通に伴い、国富BSを本線上から料金所内に移設[6][7]

車両仕様・車内サービス[編集]

外装は宮崎交通の高速バス標準色をベースに、路線PRのラッピングを施している。

JR九州バスの車両はコンセント・パウダールームがない点を除き同仕様で、定員40人であった。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]