はらみちを
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はら みちを(にだいめ かたおか ひでたろう、1928年(昭和3年) - 2021年(令和3年)5月12日)は、日本の詩画家。本名は梶原 充雄(かじわら みつお)。
来歴[編集]
兵庫県神戸市に生まれる。生まれてすぐに脳性小児麻痺のため、母親に背負われて学校に通った。家族に弟がいる。
障害を持ちながらも母子をテーマにした作品を多く手掛けた。特に広島市への原爆投下直後に竹藪に逃げ込んだ被爆者を描いた絵本「ピカドンたけやぶ」は有名である。
多くの展覧会を開催し、また多くの受賞もしている。中国新聞80周年記念論文「人間」最優秀賞、サンケイオピニオン「教室の理想像」特選、トヨタ自動車40周年論文「文明にとって車とは」特選、北原白秋童謡賞、あなたが選ぶ広告デザイン大賞、社会参加促進功労賞厚生大臣賞、障害者の日キャラクター最優秀賞、国際ソロプチミスト社会貢献賞、ありのまま自立大賞功績賞など。
令和3年(2021年)5月12日午後10時40分、老衰のため、広島県三次市の病院で死去した。92歳没。葬儀・告別式は近親者で行なわれた。