おくのほそ道
(おくの細道から転送)
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月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。
概要[編集]
松尾芭蕉は元禄2年(1689年3月27日に、松尾芭蕉とその門人曽良とともに東北及び北陸の旅に出た。武蔵、下野、陸奥、出羽、越後、越中、加賀、越前、近江、美濃の十ヶ国、距離にしておよそ2,400㎞(600里)を踏破した。おくの細道はこの旅を元に書かれた。
紀行は現在の岐阜県の大垣市へ至った。大垣市にはそれを記念した「奥の細道むすびの地記念館」が置かれている。本文はさらにそこから伊勢の遷宮を拝もうと大垣を出る話で締められている。
特に有名な句[編集]
- 五月雨をあつめて早し最上川
- 象潟や雨に西施が合歓の花 - 当時の象潟は、松島(現・宮城県)のような湾内に多数の島が浮かぶ景勝地だった。