ゲーム

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ゲームとは、「狩りの獲物」を意味する。釣りにおいて「ゲームフィッシュ」というと、ゲームプレイ(日本語:遊戯、遊び英語:play、game)の対象となる魚種である。「キャッチ&リリース」に対して「リリースした魚が、そのあと死んでしまうことまで考えているのか?」といった批判的な意見もあり、「釣ったら食う」「食べきれないほど釣るな」という観点からゲームフィッシングに反対する釣り人もいる。
そこから、「特定のルール下で勝ち負けを競って楽しむプレイのこと」を「ゲーム」と呼ぶようにもなった。相手と勝ち負けを争ったり、仲良く協力したりするといういろいろなものがある。

概要[編集]

「game」の源義は「狩りの獲物」の意である。「駆除」や「退治」との違いはそこにあって、狩りの得物であるならば有効利用するのが正しく、「獲った以上は食う!」というのは正しい態度だ。「ゲーム的な殺人」などはゲームではない。ただし、「ゾンビを退治するアクション系ビデオ・ゲーム」にまで文句をつけるのは野暮というものである。
「人生なんか、クソゲーだ!」という話はあるが、そういう欲得づくの話を忘れて、「論理そのものを楽しみたい」人もいる。数理パズルゲームのように、「相手が最善手を取っても負けない」方法を見つけてそれを証明するタイプのゲーム(詰将棋など)もある。有澤誠さんなどは「ゲイム」 と表記している。

ゲームの分類[編集]

このあたりの分類は、現状ではまだ整理されておらず、複数の区分にまたがるため曖昧な部分も多い。
碁や将棋は盤があり動力がないので問題はなさそうだが、これをコンピュータ・ゲームにしたとするとネット上でのオンラインプレイなのかパソコンとの対戦なのかでちょっと違う。とくに麻雀やカードゲームのような不完全情報ゲームだと、コンピューターがフェアに思考しているのか、それとも積みこみで誤魔化しているのかの区別がつかない。ジャンケンに至ると入力が先で出力が後だからあ、コンピューターが後出しをしていたらまったく勝ち目がない。また、コンピュータといってもパソコンなのかコンシューマー向けの家庭用ゲーム機なのかアーケードタイプなのかもまた別である。また、今でこそRPGといえばPC上のゲームだが、昔はテーブルトーク型の「機械を使わないRPG」もあって、ネットで繋がっていればソーシャルゲームという性格も出てくる。対戦型格闘ゲームだと、同じゲーセン(ゲームセンター)で別の席に座っているから(あるいは同じ本体にそれぞれがコントローラーを接続しているから)時間遅れが無視できるが、これは途中にサーバーが挟まるからコンマ0幾つ秒の勝負になると勝手が違ってくる(潜水艦どうしの雷撃戦とか艦隊戦ならいけるだろうが)。
そんなわけで、PCゲームは「アクションゲーム」「思考型ゲーム」「ノベル(ストーリー)ゲーム」あたりに分類したいところだが、「ロードランナー」のような「アクション+思考型ゲーム」というのもあるので(昔は「詰めロードランナー」というのがあった)、分類は大まかなもであり、「いちおう羅列してみました」といった程度だと思ってほしい。誰か整理してくれればいいと思う。

ゲームの種類[編集]

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アーケードゲーム、(家庭用)コンシューマーゲーム、PCゲームの区分は不明確であり、コントローラーや筐体やグラフィックの処理性能に応じて改めて区分されたい。

  • ビデオゲーム
    • PCゲーム(アクション)- 「アフターバーナー」「ゼビウス」(この二つはアーケードゲームからの移植)「ポン」「チョップリフター」「テトリス」
    • PCゲーム(思考型)- 「アドベンチャー」「ミステリーハウス」「倉庫番」「上海」
    • 対戦格闘ゲーム - 「ストリート・ファイター」
    • ロールプレイングゲーム(RPG) - 「ダンジョン&ドラゴンズ」「ファイナルファンタジー」
  • ボードゲーム - 碁(囲碁、連珠、梅花碁など)、将棋、廻り将棋、象将、オセロ、バックギャモン、シミュレーション・ウォー・ゲーム他
  • カードゲーム
    • トランプ花札UNO、「百人一首」「ウォーターワーカー」「モンスターメーカー」
  • パズルゲーム - 「マルバツ(Tic-Tac-Toe)」、「ニム」(「三山くずし」「7・5・3」)。ビデオゲームとしては、アクションゲーム要素を盛りこんだ「ロードランナー」がある。
  • サッカーゲーム
  • 王様ゲーム
  • 人狼ゲーム

など。このほかゲーム理論では「完全情報ゲーム/不完全情報ゲーム」「ゼロ和ゲーム/非ゼロ和ゲーム」などの分類もある。

単にゲームと表記された場合、話の流れや雰囲気的に判断することもできる。

脚注[編集]

関連項目[編集]