ピンボール

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ピンボールとは、アーケードゲームの一種である。

概要[編集]

二つのパドルを操作して、いかに盤面上にボール(金属球で、おそらく大型のボールベアリングのボールであろう)を留めておくか、同時に「バンパー」というセンサーに球がぶつかっていかにポイントを稼ぐかを競うゲーム。
パドルとパドルの隙間は球の直径よりもちょっとだけ広いので、「これは真ん中を抜けるな」と思ったら台を横に振るという荒業がある。ただし、ピンボールマシンには振動センサーが装備されているため、「TILT!」というエラーメッセージが出てプレイが続行できなくなる。 「アーケードゲーム」ではあるが、現在のゲームセンターに置かれていることはあまりない。場末の温泉旅館だのゲームバーだのの片隅にぽつんと置かれているからこそ風情がある、という意見がある。

人間生活との関わり・利用[編集]

ハマる人はハマるので、ソフトウェア開発のコンサルタントとして有名なジェラルド・ワインバーグがハマったという。 コロンボ警部もハマったと、作中で告白していた。「現在でもいろいろ無茶をやっているので、そのうち空に『TILT!』というメッセージが出るかもしれない」とのこと。 ちなみに“tilt”はカードゲーム用語で、元々はトランプのポーカーで、「ゲームプレイ中、心理的、感情的に動揺してしまい、冷静な判断ができなくなってしまうこと」を意味するそうである。

パソコンゲーム[編集]

パソコン用のゲームとしては「ピンボール・コンストラクション」があったが、ハマるとキーボードが不具合を起こすのが悩みの種であった。NECの PC-98 シリーズ用には「ムーンボール」があり、「キーボード・クラッシャー」の異名があった。

関連作品[編集]

  • 映画『TRON』

脚注[編集]