Wii U
Wii U(ウィーユー)とは、任天堂株式会社により開発・発売された、据置型家庭用ゲーム機である。
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名称 | WiiU |
発売日 | 2012年12月8日 |
価格 | 26,250円(ベーシック)、31,500円(プレミアム) |
売上 | 日本:330万台(2018年、1月時点) |
前世代機 | Wii(2006年発売) |
次世代機 | Nintendo Switch(2017年発売) |
概要[編集]
発売日は2012年12月8日。世界では[2012~2013年にかけて発売された。価格はベーシック版が26,250円でプレミアム版が31,500円である。
WiiUの特徴として、タブレットのようなコントローラ(Wii U GamePadのこと。通称タブコン)がある。このコントローラの採用により、携帯ゲーム機のような操作が可能となった。一方で本機種は、あくまで据え置き専用なので遠くには持ち出すことが出来ない。
名称[編集]
「Wii U」の名称は「We」「You」(Wii...We U...You)である。その名の通り、私たちとあなたと言う思いで名付けられた。
売上[編集]
売り上げは330万台(2018年現在)と歴代任天堂ハードとしては最も低い。(Wiiが1200万台、GCが400万台)さらにSIEのPS4(2014年発売)にも売上で大敗。敗因の大きな点はWiiに次ぐ独自規格の採用でサードパーティーから大作ソフトを呼び込めなかったことが大きく、ゲーマー向けソフトは他社ハードに流れた。
また、独自のコントローラーである「Wii U GamePad」を使用したため、本体の性能に制限がかかり、描画能力も主流の「FullHD」画質には対応していなかった。GamePadは一台あたり1万円と高価なため、さらに付加価値を持たせようと、カラオケ機能やビデオチャット機能、互換機能などを詰め込んだ結果、逆ザヤが発生してしまった。
世界的にはXboxOne(マイクロソフト)にも敗北した、負けハードであった。但し、独自のユーザー層(ライトユーザー)の獲得には成功している。
2012年の発売当初、ピクミン3を発表したが、実際に発売されたのは予定日の半年後だった。これはゲームパッドとテレビ画面の2つの画面を作らなければいけないため、ソフト開発に時間を要したためだ。
2015年にスプラトゥーン(売上140万本)が大ヒット。マリオ30周年を記念し発売されたマリオメーカー(売上100万本)もミリオンを突破した。しかし翌年は目立ったヒット作もなく[1]、次世代機Nintendo Switchが発売されると、生産終了してしまった。[2]
関連項目[編集]
注釈[編集]
- ↑ 「スターフォックス零」は不評が目立ち、売上台数を牽引出来なかった
- ↑ 本機より6年も前に発売された旧世代機であるPlayStation 3は、2017年まで製造されていた