TOMIX
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TOMIX (トミックス)はトミーテックが展開する日本の鉄道模型のブランドである。
概要[編集]
大手玩具メーカートミー(現:タカラトミー)によって1976年に創設され、2001年に同社子会社の株式会社トミーテックに譲渡された。
Nゲージでは関水金属の展開するKATOと並ぶ大手ブランドで、鉄道車両、線路、制御機器、建物を自社生産している。特に線路の分岐器のバリエーションは豊富である。Nゲージだけでなく、HOゲージも手掛けているが、関水金属と異なりこちらは車両のみ。
車両[編集]
はじめて生産されたのは国鉄ED75形電気機関車であった。次にオハ35形客車、オハフ33形客車を生産した。当初は関水金属に比べて造形が劣っていたが、床下機器の造形は逸脱だった。
線路[編集]
日本ではじめてNゲージの道床付きの線路を発売した。直線線路の基本の長さは140mmで、これは車両1両分の長さである。曲線線路の基本の半径は280mmである。このほかに高架橋や橋梁も発売されている。
分岐器[編集]
前述のように分岐器の種類は豊富である。完全選択式の電動式で、基本の片開きのNPL541-15、NPR541-15、NPL280-30、NPR280-30の他に両開きNPY280-15、曲線分岐器、3方向分岐器、両渡り分岐器、シングルスリップ、ダブルスリップがある。ただし、通電と切替に不安定要素があるので対策が必要である。
詳細は「よみもの:TOMIXの分岐器の改造」を参照
建物[編集]
当初は香港製品を輸入していたが、やがて国内生産に切り替えられた。当初から日本型家屋の生産を行っており、多くのユーザーに好評に迎え入れられた。発売開始から40年以上経っても姿形を変えない製品も多い。