HOゲージ
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HOゲージ(エイチオーげーじ)とは、線路幅16.5mm、縮尺が1/80あるいは1/87の鉄道模型である。
概要[編集]
名称はハーフOゲージの略より。Nゲージより大型で、設置には広いスペースが必要となるが日本ではNゲージに次いでメジャーな規格。
製品[編集]
車両、線路、制御装置、オプション製品のほか、建物模型も同一の縮尺で市販されているが、建物に関してはNゲージと比較すると少ない。
車両[編集]
プラスチック製の他、金属製の物も多い。完成品だけでなく、キット製品も多い。車両に関してはNゲージでもおなじみのKATO、TOMIX、マイクロエースが安価なプラスチック製モデルを発売している他、長年金属製モデルを主流としていたエンドウ、天賞堂もプラスチック製モデルを発売している。
線路[編集]
道床付きのもの、ないものなどがあり、自由に曲げられるフレキシブルレールもある。道床付は国産製品だとKATOのユニトラック、エンドウのニューシステム線路がある。
制御装置[編集]
制御装置から12~16Vの直流電流をレールに流して車両側へ供給して動作するよう設計されており、制御には抵抗制御、半導体制御、さらにはPWM信号が用いられる事もある。
定格出力が最低でも1.2Aあれば動かすのに不自由しないとされるが、2A以上は欲しいところ。
建物[編集]
Nゲージと比較すると完成品はあまり多くない。希望の品がない時はフルスクラッチする場合も。