Spectre - Ubume
「Specre - Ubme」 | ||||
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Cam Lasky の シングル | ||||
リリース | ||||
規格 | デジタル | |||
ジャンル | ダブステップ、ドラムンベース、ベース・ミュージック | |||
レーベル | KWAIOTO Records | |||
作曲 | Cam Lasky | |||
プロデュース | Cam Lasky | |||
Cam Lasky シングル 年表 | ||||
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『Spectre - Ubume』(スペクター・ウブメ)は、2022年12月16日にリリースされたCam Laskyのシングル。
解説[編集]
本作は、京極夏彦「百鬼夜行シリーズ」の連作小説集『百鬼夜行――陰』『百鬼夜行――陽』からインスパイアされた「Spectreシリーズ」の第1弾。[注釈 1]
「文車妖妃(ふぐるまようひ)」「目競(めくらべ)」「川赤子(かわあかご)」の3体の妖怪それぞれに楽曲とビジュアルが制作されている。
ビジュアルは、3体それぞれに用意されており以下で確認することができる。
- Twitter/Instagram/Facebook で公表される W.I.P (Work In Progress) 動画
- YouTube フルサイズ動画
- TikTok ショート動画
- Spotify Canvas
- Instagram/Facebook ストーリー
制作・音楽性[編集]
Fuguruma 文車妖妃[編集]
久遠寺涼子のテーマとしてジャズ[注釈 2]のアプローチになっているが、裁断されたフレーズやサブベースなどの重低音の拡張によって、久遠寺涼子が自身で作り出した妖怪「文車妖妃」としての不穏が構築されている。 小ネタとして「うっすら東京三部作との連続性」を保つため、東京三部作の象徴テーマスーツである「Occuoied ストリングス」が使われている。[1]
Gazer 目競[編集]
榎木津礼二郎のテーマ。このシリーズを始める前から、ジャングルやハーフタイム[注釈 3]のイメージを持っていたため、このトラックでは断片的に採用されている。また、原作の「ジャズ・ギターの腕前はプロはだし」という設定から、ギターフレーズが挿入されている。 2023年1月、京極夏彦『ヒトごろし』インスパイアド・シリーズの制作が決まったことから、重要人物が登場する『今昔百鬼拾遺 (小説シリーズ)』をはじめ、榎木津礼二郎が活躍する連作集『百器徒然袋――雨』と『百器徒然袋――風』までがシリーズに組み込まれることになり、本作のテーマスーツが音楽的シェアードユニバースとして使われることになった。
Spawn 川赤子[編集]
関口巽のテーマ。本人そのものよりも、雪絵夫人への罪悪感の化身としての妖怪「川赤子」のテーマとして制作されている。
収録曲[編集]
全作曲: Cam Lasky。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「Fuguruma」 | |
2. | 「Gazer」 | |
3. | 「Spawn」 | |
合計時間: |
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ “百鬼夜行 制作日誌拾遺 Day 3.1”. Twitter. 2022年11月9日確認。
- ↑ “Spectre - Ubume”. KWAIOTO Records. 2022年12月16日確認。