CODE VEIN

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世界を、救って…。

CODE VEIN』(コードヴェイン)とは、2019年9月26日に発売された、3Dのドラマティック探検アクションRPGである。

概要[編集]

レビューでは死にゲーとも呼ばれる『DARK SOULS』との比較記事が目立つが、開発チームがゴッドイーターと同じらしく、3Dだけどアニメ調寄りに見えるキャラクター描写が特徴的で印象的。

NPCを随伴できるといったゴッドイーターにも見られたような「バディ」と呼ばれる支援システムもあり、他の死にゲーとは単純には比較できない独自性があるらしい。

「ドラマティック」と冠されているように、キャラクターのストーリー演出が作り込まれている模様。

体験版も用意されており、作成したキャラクター外見は製品版に引き継ぎが可能とされる。

ゲームエンジンUnreal Engine 4[1]

対応機種[編集]

PS4Xbox One、そしてWindowsSteam)となり、プレイ人数は1人~2人。

パソコンでのプレイ時は、他のPCゲームでもよくあるように、Modの使用も可能なんだとか。

評価[編集]

Goodな点とBadな点を両論併記で記述している海外の反応が分かりやすい[2]

マスクして戦うのが特徴的ですが、まだCOVID-19が登場する前に発売されているので、ある意味時代を先取りしており、その後プレイヤーの日常でもマスクが手放せなくなってもあまり違和感を感じないようにさせてくれた効果があったかもしれない点は評価できるかもしれない。

ゴッドイーターとの比較[編集]

もともとPSPから始まったゴッドイーターはキャラクタークリエイトの幅が狭めで、それの改良を希望する声は多かった。その点がとても強化されたように見える。

#コードヴェイン でツイッターを検索すると、どこかで見たことあるキャラクターが再現されていたりする。

ゴッドイーターのファン層を主なターゲットにして開発されたのかもしれない。『「ゴッドイーター」ファンならば間違いなく楽しめるストーリー』という評価もある[3]

しかしジャンプは出来ない仕様。

ゲーム内容紹介[編集]

  • 堕鬼ロスト」と呼ばれる化け物を倒す「吸血鬼レヴナント」と呼ばれる化け物になり、世界を救う、簡単なお仕事です。人手不足が深刻で、死者の手を借りるほどの状態。
  • 吸血鬼レヴナント」は蘇らされた死者。「堕鬼ロスト」は自我を保てなくなった「吸血鬼レヴナント」。「人間」は「堕鬼ロスト」に襲われたりしてほぼ絶滅。皆血に飢えているという、そんな世界。
  • 吸血鬼レヴナント」と呼ばれるだけはあり、「堕鬼ロスト」を討伐する際には吸血したりする。
  • 堕鬼ロスト」から見たら「吸血鬼レヴナント」の方がよっぽど化け物に見えるかもしれない。

操作感[編集]

回避がステップかローリングか、でだいぶ感覚が違う。ステップの方が回避距離が取れるが、軽めの武装の場合しかできない。

俗に「パリィ」と呼ばれる受け流しを上手く活用できれば、また違った戦闘スタイルになる。

「バックスタブ」と呼ばれる背面攻撃の判定に少々違和感を覚えるプレイヤーがいるようだが、遠距離攻撃主体のプレイヤーには、あまり関係無かった。

ver1.20から追加された「フォトモード」は、先の曲がり角の先とか屋根の上など、通常のTPS視点では確認できない所を偵察ドローンを使うかのように確認できたりする。入り組んでいるマップで高所から飛び降りる際の足場確認にも使える。ちょっと離席する際に時を止める方法としても活用できたりする。

武装[編集]

片手剣、両手剣、銃剣、斧槍、大槌の5系統あり、系統ごとで攻撃モーションはある程度決まっているが、種類によっては変わるものもある。

2種類の武器を切り替えながら使える。

敵をロックオンすると距離感次第になるので、1対1だと2D格闘ゲームみたいな感覚になる気がする。

銃剣
銃剣の種類によっては、腰だめで撃ったり、ちゃんと銃床を肩に当てて撃ったりと違いがある。仰角が足りない事もあり、魔法の方が命中率が高いなんて事もある。近接攻撃も出来るがあまり強くない。入り組んだ狭い場所だと両手剣などに持ち替えた方が良さそう。回避はステップにできる。敵の銃剣の銃撃は有効射程が長く、アウトレンジされそうになる事もできる。当たらなければどうということはないが。
  • 堕ちたバヨネット、バヨネット -
銃撃モーションは腰だめで有効射程が短め。ロックオンしていても外す事もある。
  • 落日の銃剣、ブローディア、穿つルベライト、女王討伐隊の銃剣 -
銃撃モーションは銃床を肩に当てて撃つ。有効射程はバヨネットよりは長いようで、ロックオン出来ていれば普通に届く。
  • ライオットスマッシャー -
銃撃モーションは腰だめで、散弾銃のようなイメージで弾が散る。有効射程がバヨネットよりもさらに短い。
  • リベルタドール
銃撃モーションは銃床を肩に当てて撃つ。しかし弾が違うように見える。有効射程はブローディアより短くバヨネットくらいでロックオンしていても外す事もある。溜め強攻撃はバヨネットと異なり、ロックオンしている対象に届く。
両手剣
攻略Wikiとか見ると、やたらツヴァイハンダーが推されている。

登場キャラクター[編集]

主人公
プレイヤーは主人公として、このCODE VEINの世界に目覚めた「吸血鬼レヴナント」。過去の記憶を失っているという設定です。
目覚める前の夢の中で「クルス」という少女から手解きを受けるが…。
イオ
(声:Lynn
主人公が目覚めた時に側にいた謎の少女。主人公と同じく、過去の記憶を失っているという設定。
ストーリーを進めていくと、バディとして共闘できるようになる。
オリバー・コリンズ
(声:新垣樽助
主人公のバディとして、最初に洞窟の探索を一時的に共にする、大槌使いの「吸血鬼レヴナント」。後に「堕鬼ロスト」に堕ちてしまい、討伐対象になってしまう。
ルイ
(声:石川界人
主人公がオリバーと別れて洞窟探索を一人でしていると、突如現れる片手剣の「吸血鬼レヴナント」。敵かと思って攻撃しても攻撃して来ない。話しかけるとバディになる。趣味は読書らしい。
ヤクモ・シノノメ
(声:鳥海浩輔
洞窟の探索後、拠点に行くとそこに居る、両手剣の「吸血鬼レヴナント」。最初は主人公に対して警戒しているが、ストーリーを進めるとバディに出来るようになる。両手剣が強力で、バディとしてオススメされる事が多い。
生前は軍隊に所属していたらしく、「吸血鬼レヴナント」として蘇っても、以前の仲間を探している節がある。
ミア・カルンシュタイン
(声:茅野愛衣
探索中に突如乱入してくる、銃剣使いの「吸血鬼レヴナント」。弟の二コラの事で何か事情があるようで、ストーリーを進めていくと行動を共にするようになる。バディとしては積極的に銃撃してくれる印象。
ジャック
(声:諏訪部順一
吸血鬼狩りハンター」と呼ばれ恐れられている、片手剣の「吸血鬼レヴナント」。しかし主人公の過去の記憶ではバディとして「クイーン討伐戦」を一緒に戦った戦友のようだが…。
エヴァ
(声:早見沙織)
ジャックと行動を共にしている、顔面や肩・腕・背中等の多数の傷跡が特徴的な女性「吸血鬼レヴナント」。ストーリーを進めていくと拠点にやってくる。

敵キャラ[編集]

黒衣の狩人
黒っぽい鎧武者のような姿。「白い血の聖堂」で出てくるが、道中の他の敵とは違う雰囲気で、かなりかっこいい。バディにしたい。
ヤドリギからだと「眺望の塔」から南西に進み、突き当り右の螺旋階段を降り、通路に出て左側の塔の中央で膝をついて待機している。
ストーリー進行上は無視できる存在のようだ。
「白い血の聖堂」を超えたマップでも登場し、重要な箇所を守る門番のように配置されている場合が多い。
白狼の狂戦士
「白い血の聖堂」で出てくる中ボス。かなり狭い場所に閉じ込められての戦闘になり、遠距離攻撃主体だと辛い。
ストーリー進行上、素通りできない。
「バックスタブ」を含みにしつつ、片手剣などで背後から攻撃した方がいいらしい。
金色の狩人
「仄暗い洞窟」のボス。金色の鎧武者のような姿。かなり攻撃が早い。攻撃パターンも多彩。
相手の攻撃に合わせてシフティングホロウで踏み込んで片手剣で攻撃するパターンで何とかなった印象。

クイーン討伐戦[編集]

度々出てくる『クイーン討伐戦』とは、「クイーン」というコードネームで呼ばれている対象との大規模な戦争の事。過去の出来事とされているが、今なおその後遺症に苦しんでいる世界、という設定。

攻略Wiki[編集]

複数の攻略Wikiが立ち上げられており、情報が分散している感じがする。

それぞれの攻略Wikiで記載内容に違いがあるようで、攻略Wikiも単純には比較できない独自性があるようだ[4]

各攻略Wikiに共通する特徴としては、広告が多い事になる。スクロールで苦労すると感じるようなら攻略本を買ったほうが良いかもしれない。

主な歴史[編集]

  • 2019年
    • 9月26日 販売開始
    • 9月27日 SteamでDL販売開始
    • 11月30日 攻略本『CODE VEIN ザ・コンプリートガイド』発売
    • 12月19日 ver1.20の配信により、体格調整ができるようになったり、フォトモードが追加されたりした。
  • 2020年
    • 3月24日 ver1.50の配信により、フォトモードの機能が強化されたり、拠点にあるピアノに座れるようになったりした。

バグ等[編集]

バグが多いという声もある。ユーザーサイドで何とかなるものもあるようだ[5]

非公式でバグ報告掲示板などもあったりする[6]。どのプラットフォームの話なのかが分からないものもあるが、バグのような挙動に遭遇したら一度見たほうが良さそう。

バグと言うか要望用の掲示板もあったりする[7]。ここから意見拾ったりしてくれるのかな?

ボス戦で主人公キャラがヴェノム状態になると、なぜか画面がパープルスクリーン状態になる事が[8]。画面の状態を守るためにもヴェノム耐性は重要でした。

PC版(Steam)について[編集]

  • CODE VEINをPCで遊んでいる場合は、Modを試してみても良いかもしれない。いろいろと見た目を変えられるようだ[9]
  • SSDにインストールするとロードめっちゃ早い。ロード画面で出てくるちょっとしたステータスの説明とか読み切る前にロード終わるので、逆にHDDにインストールした方が良かったかな、と思うくらいには。

脚注[編集]

  1. 「CODE VEIN」の体験会&開発ミーティングが開催。開発陣の意欲的なコメントで期待がさらに高まった”. 4gamer.net (2017年10月14日). 2020年1月5日確認。
  2. 『CODE VEIN(コードヴェイン)』海外のレビュースコア&評価コメントまとめ”. ゲマステ! (2019年9月29日). 2020年1月13日確認。
  3. チープだが気楽に楽しめるソウルライク『CODE VEIN』レビュー”. IGN Japan (2019年10月3日). 2020年1月26日確認。
  4. 「コードヴェイン」(CODE VEIN)の攻略情報が載っている攻略サイトやWiki等のまとめ”. NEVERまとめ (2019年10月2日). 2020年1月13日確認。
  5. 【CODE VEIN(コードヴェイン)】裏技・エラーやバグの解決法・小技・小ネタ情報!”. ホロロ通信 (2019年10月27日). 2020年1月13日確認。
  6. 【コードヴェイン攻略】バグ・不具合報告掲示板”. SAMURAI GAMERS. 2020年1月13日確認。
  7. 【雑談】次回作/DLC/アプデ要望など”. ヘイグ. 2020年1月13日確認。
  8. Steam版、var1.20.90953、GTX960。エラーメッセージ等無く、原因切り分けできず。(今は変えたけどGTX960に簡易水冷から漏れた液体がかかってたかもしれず、かかっていたのならそれが原因になったのかもしれない)
  9. 【CODEVEIN】PC版 おすすめmod28選”. かきんしないで遊びたい (2020年1月11日). 2020年1月13日確認。

関連項目[編集]