2017年テキサス州教会銃乱射事件
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2017年テキサス州教会銃乱射事件(2017ねんテキサスしゅうきょうかいらんしゃじけん)とは、2017年11月5日午前(日本時間で11月6日未明)に発生した銃の乱射事件である。この事件で26名が死亡し、少なくとも20名が負傷し、容疑者は死亡した[1]。
概要[編集]
アメリカの南部のテキサス州サザーランドスプリングズにある日曜礼拝中の教会で11月5日午前に男が銃を乱射し、子供や妊婦を含む26名が死亡した[1]。少なくとも20名が負傷し、死傷者は5歳の子供から72歳の老人にまで至るという[1]。
容疑者は26歳の白人で、高校卒業後に西部ニューメキシコ州の空軍基地に勤務していたが、2012年に妻子に暴力を振るったとして軍法会議にかけられ、2014年に懲戒除隊処分となり、階級も降格処分とされた。このため、銃の扱いには慣れていたものと思われ、容疑者は黒ずくめの服装で教会に入ってAR15型ライフルを乱射し、教会を出た際に駆けつけた地元民に応戦されて一時銃撃戦となり、自動車で逃走中に衝突事故を起こした後、自動車の中で死亡しているのが見つかった。死因は不明で、車内からは複数の武器が発見されたという[1]。また容疑者は防弾チョッキを着込んで重武装し、かなり周到に犯行を計画していたものと見られている。
犠牲者のうち、23名が教会内、2人が教会外、1人は病院において死亡したという。死者の中には牧師の14歳の娘も含まれていたという。