2005年のオリックス・バファローズのユニフォーム
2005年のオリックス・バファローズのユニフォームは2004年にオリックス・ブルーウェーブが大阪近鉄バファローズを吸収合併して誕生したオリックス・バファローズが参加初年度である2005年のみ使用していたユニフォームの事を指す。このユニフォームはブルーウェーブ時代2代目のデザインと瓜二つであり、ホーム用として神戸スカイマークスタジアムや東京ドームでの試合等に使用された。2006〜2008年はロゴ等が変更され、神戸や東京ドーム、宮古島キャンプ等で使用された。
デザイン[編集]
2001年~2004年までのオリックス・ブルーウェーブ2代目のデザインは帽子・アンダーシャツ・ストッキング・ズボンライン・ビジター用の上着の色・ホーム用の胸背番号・ネーム・ボタンライン・袖ラインがネイビーブルー。帽子マークは黄色にネイビーブルー縁でBW。ユニフォーム胸マークはホーム用が黄色にネイビーブルー縁でBlueWave。左袖にはオリックスのロゴマーク。右袖には青色でKOBE。ビジター用はORIXのロゴと背番号が黄色でネイビーブルー縁。背番号上のネーム・胸番号・左袖のBlueWaveと右袖のKOBEが黄色。スパイクシューズは白地にネイビーブルーのライン。
当該と上記の変更点は帽子マークがBWからBs、ホーム用ユニフォームの胸マークがBlueWaveからBuffaloes、ホーム用左袖=「オリックス」ロゴ・右袖=KOBEから左袖=近鉄ロゴ(オールスター戦用はなし)・右袖=オリックス、ビジター用が左袖=近鉄(オールスター戦・交流戦用はなし)・右袖=Buffaloes。
概要[編集]
2004年のオリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄バファローズの対等合併(詳細はプロ野球再編問題を参照)によりオリックス・バファローズが誕生したが、初代ユニフォームのデザインはブルーウェーブ時代2代目のデザインを手直ししただけのものだったことなどから近鉄ファンの反感を買ってしまった。
それを受けてか、大阪ドーム用デザインのユニフォームを開幕前に新調したため、初代ホーム用は神戸や東京ドーム等での試合、宮古島キャンプ等での着用になった。2006〜2008年はユニフォームのロゴ等を大阪ドーム用デザインに変更し、引き続き神戸や東京ドーム主催試合、宮古島キャンプ等で使用した。ビジター用は帽子のマークを変更して2008年(厳密には2009年のオープン戦)まで使用された。
補足事項[編集]
- オリックス・バファローズが開幕前に発表した大阪ドーム用のデザインは帽子がネイビーブルー地に鍔と正面の縁に赤いラインが入り、帽子Bsマークがブラックレター書体となる。上着は白地にラグランスリーブタイプで肩から袖にかけてネイビーブルー、袖に赤ライン。ズボンは白でラインがネイビーブルー。胸背番号とネームはネイビーブルーだが胸番号の位置が左から右に変更。右胸にはブラックレター書体でBs。右袖のオリックスマークが白からネイビーとなるというものである。(ただし左袖の近鉄マークは変わらず)
- 2005年は阪神・淡路大震災からちょうど10年にあたり、ブルーウェーブ時代につけられていた「がんばろうKOBE」の文字を神戸用ホームに「がんばろうKOBE 10th」と入れて復活させている。ただし位置はブルーウェーブ時代の右袖から胸文字左上に配置を変更している。
- 2006年以降の神戸用は色とデザインは2005年のものを基調に、ロゴのみ大阪ドーム用と同一にした折衷型である。全試合共通のビジター用は帽子のBsマークが大阪ドーム用の書体に変更されている。2007年まで東京ドーム等地方開催の主催ゲームでは神戸用を着用していた。なお、大阪ドームが本拠地となることから今後使用頻度は大阪用のほうが増える事になり、2008年の東京ドーム開催主催ゲームでは大阪用を着用した。
- 2009年にビジター用がモデルチェンジし、合わせてホーム用は従来の大阪用に一本化した。
- 2011年にユニフォームと球団旗をフルモデルチェンジし、併せて「ORIX」「Buffaloes」のロゴを大阪用ユニフォームで採用された「Bs」ロゴをベースにしたブラックレター書体に変更した。