1万円札
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1万円札(いちまんえんさつ)とは、日本銀行が発行する日本の紙幣である。タンス預金やキャッシュレス社会により、日本銀行における1万円札の発注量は2004年以降は減っている[1]。
概要[編集]
歴代の1万円札[編集]
名は1万円札の肖像に採用された人物である。年は初発行年を指す。
聖徳太子の1万円札[編集]
昭和33年(1958年)12月1日に発行された日本初の1万円札である。当時の大卒の初任給が1万3000円程度であったため、当初は庶民に縁の薄い高額紙幣であった。この1万円札が庶民に流通したのは1960年代からの高度経済成長によりインフレなどの影響で高額紙幣の需要が高まったからである。
肖像は聖徳太子が5000円札からシフトして採用された。
福沢諭吉の1万円札[編集]
昭和61年(1986年)に聖徳太子の1万円札は発行停止にされ、福沢諭吉の新札が登場。2007年(平成19年)まで発行の初代と2代目の紙幣がある。
渋沢栄一の1万円札[編集]
2024年(令和6年)7月に渋沢栄一の新札が登場。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
注・リファレンス[編集]
- ↑ 1万円札の発注量、19年度は04年度以降で最少に日本経済新聞、2019年2月3日