鶴姫 (中川秀政正室)
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鶴姫(つるひめ、生没年不詳)は、安土桃山時代の女性。織田家・豊臣家に仕えた中川秀政の正室。
生涯[編集]
父は織田信長。母は不詳。信長の何番目の娘なのかについても不詳である。
『織田家雑録』では、秀政の正室の伝として、「中川譜」を引用した上で次のように記録している。
天正6年(1578年)に摂津国有岡城主の荒木村重が毛利輝元に通じて信長に謀反した際(有岡城の戦い)、秀政の父の中川清秀は荒木征伐で大いに功績を立て、信長はこれを賞して自分の娘を秀政に嫁がせ、婿とした。
とある。しかし同書では
秀政室早世、子供なし。
としていることから、若死にして子供も無かったものと思われる。また、この記録から秀政との婚姻は天正6年(1578年)と推定されている[1]。
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 岡田正人 『織田信長総合事典』 雄山閣、1999年。ISBN 978-4-639-01632-8。