鵜田寺

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鵜田寺(うたでら)とは、静岡県島田市野田1195に存在する真言宗泉涌寺派のである。

概要[編集]

この寺は神奈川県大磯町に伝わる鎌倉時代初期の遊女である虎御前(とらごぜん)の菩提寺と伝わる。虎御前は島田髷まつり保存会などによると、現在の静岡県島田市に生まれる島田髷を考案したとされ、源頼朝の時代に敵討ちで有名な『曽我物語』で知られる曽我兄弟の兄・曽我祐成(十郎)と親しく、父親の無念を晴らして本懐を遂げて死去した曽我兄弟を手厚く弔ったという。鵜田寺では髷まつりに合わせて供養感謝祭が行なわれ、寺の一角に虎御前の墓がある。ただし一説には島田髷の起源には東海道島田宿の遊女が結い始めたとするほか、江戸時代の歌舞伎役者である島田万吉が結った髪型とする説もある。

アクセス[編集]