魏 邈(ぎ ばく、生没年不詳)は、中国の三国時代の呉の武将[1]。
258年に当時呉の政権を掌握していた孫綝が孫休を擁立して専横を極めていた際、孫綝は武昌に駐屯することの許可を孫休に求め、孫休は武器も兵力も要求どおりに給付したが、これを見た魏邈は孫綝を地方に出したら変事が起きるに違いないと孫休に注意を促し、施朔からも孫綝謀反の告発が挙げられたため、孫休は逆クーデターを決行して孫綝を粛清した[1]。
『三国志演義』では第113回で登場し、丁奉や施朔らと共に孫綝暗殺計画に加担して孫綝の弟らを捕縛する功を立てた。
参考文献[編集]