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高等専修学校
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高等専修学校(こうとうせんしゅうがっこう)とは学校教育法124条に定められた教育施設(専修学校)のうち、中卒を入学資格とするもの。
概要[編集]
1976年3月以前の中卒入学資格の各種学校のうち、専修学校設置基準を満たした教育施設について認可された。
学校教育法126条で、「高等専修学校」の使用が認められるが義務ではなく、「専門学校 高等課程」の名称のところもある。
私立高等学校同様、都道府県知事の認可が必要で、都道府県庁の知事部局の管轄であるが、私立高校は学校法人、株式会社立学校が設置母体であることが必要なのに対し、高等専修学校は学校法人より基準の緩い準学校法人や学校法人でない団体でも設置できる違いがある。
表向き、中卒入学資格だが、准看護関係以外は、入学者選考で「中学校卒業見込」に出願資格を限定し、既卒者は認めないところが多い。
修業年限は准看護関係は2年、それ以外は高校と同じ3年が多い。文科省指定の3年制の高等専修学校は大学入学資格が得られる。
教育内容[編集]
調理師、製菓、情報技術、芸能など専門分野の授業時間が多いが、通信制高校との技能連携で高卒資格を取るための普通教育も行っているところもある。
関連項目[編集]
- オルタナティブスクール
- サポート校 - 一部の学校で専修学校高等課程(高等専修学校)認可を受けている。