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高校数学
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高校数学 (こうこうすうがく)とは、高等学校で、数学教育の一環として授業を行う数学である。
概要[編集]
高等学校(おおむね旧制中学に相当)で教わる数学である。時代や学科によって教わる範囲が異なるが、2025年現在、全学科共通の普通科目に数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学Cがある。このほかに専門学科や総合学科の工業科目に工業数理がある。
内容[編集]
おおむね古代バビロニア数学と確率・統計にユークリッド幾何学とデカルト&ニュートン=ライプニッツの解析学を足したようなものである[注 1]。
大学の理工学部で教えられる数学は、「工業数学」あるいは「応用数学」である。その基礎を教えるのが高校数学であり、それは文部科学省の教育指導要領にしっかり述べられている。
大学としても有能な人材を育成して社会に送りだすという基本姿勢があるので、中学数学と同様に、いわゆる「高校数学」に対する有識者等からの批判は多くある。
人間生活との関わり[編集]
関数電卓やパーソナルコンピュータが普及した現代では、さして難しいものではない。一方、ダメな数学教師は、1960年代の紙と鉛筆と手回し計算機しかない時代のままの如く「試験に出るぞ」と言いたいだけ、みたいなモノである。
このため、「社会人にとって重要な数学」としては充分な内容は満たしているものの、「大学受験対策」のための数学と多くの人にみなされている。
関連項目[編集]
注[編集]
- ↑ この点で、1980年代の高2、高3相当科目だった「代数・幾何」、「基礎解析」、「微分・積分」、「確率・統計」は内容をよく示した科目名だった。