馬伏塚城(まむしづかじょう)とは、現在の静岡県袋井市浅名1156に存在した日本の城である。現在は城跡のみである。
戦国時代に今川氏、そして徳川氏が支配した属城で、遠江南部における重要な拠点であった。ここは岡山の南端、現在の諏訪明神および若宮八幡宮のある辺りに築城されていた。この城の近辺には南は横須賀港に続いて深く湾入した入江に臨み、東は岡崎の西端今川氏の四之宮右近の城砦に対していた。現在は城跡のみであるが、当時を偲ぶものはほとんどない。