館林盛衰記
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館林盛衰記(たてばやしせいすいき)とは、戦国時代から江戸時代にかけての史料である。
概要[編集]
著者・成立年代[編集]
江戸時代後期の寛政9年(1797年)の記事があるため、成立は少なくともそれ以降となる。著者だが、「本嶋氏記之」とあるため、本嶋という者が著者の可能性がある。
別称は『館林城老談記』(たてばやしろうだんき)。
内容[編集]
上野国館林城に関しての興亡の歴史について記録したもので、全1巻。
平安時代末期に館林城が築城された時のことからが語られている。ただし、重点が置かれているのは戦国時代における後北条氏と上野国衆の争いなどで、後北条氏滅亡後は徳川四天王の1人である榊原康政が城主になったことが語られている。