雑司ヶ谷霊園
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雑司ヶ谷霊園(ぞうしがやれいえん)は、東京都豊島区にある都立の霊園である。正式名称は「東京都雑司ヶ谷霊園」である。宗教不問。
江戸時代(1857年)の絵図によれば、徳川将軍の御座所として御用屋敷や御鷹部屋があった場所である。御鷹部屋には、鷹匠頭をはじめ目付、同心など常時70 - 80名がいて、鷹狩りに用いる鷹の飼育や訓練を行っていた[1]。明治になると墓所を持たない東京を故郷とする市民のため、1872年に政府所管の共同墓地が作られた。その雑司ヶ谷旭出町墓地を東京府が引き継ぎ、1874年(明治7年)9月1日に「雑司ヶ谷墓地」として、開設された。1889年(明治2年)に東京市に移管された。その後、南側部分は周囲の農家の土地を買収し明治33年には現在の広さとなった[2]。1935年(昭和10年)に「雑司ヶ谷霊園」に名称変更された。
概要[編集]
- 名称:東京都雑司ヶ谷霊園
- 開園年月日:1874年(明治7年)9月1日
- 面積:106,110㎡
- 所在地:〒171-0022 豊島区南池袋4-25-1
- 区画数:
- 交通:東京都電雑司ヶ谷駅徒歩5分、地下鉄有楽町線東池袋駅徒歩約7分。
- 営業時間:
著名人の墓[編集]
- 夏目漱石(作家) 1-14-1-3
- 東條英機 1-1-12-6
- 小泉八雲(作家) 1-1-8-35
- 泉鏡花(小説家) 1-1-13-33
- 江戸家猫八(芸人) 1-西6-3-18
- 金田一京助(言語学者) 1-22-5-24
- サトウハチロー(歌人) 1-5-25-25
- ジョン万次郎 1-15-19-1
- 竹久夢二(画家) 1-8-9-32
- 千葉定吉(坂本龍馬の剣の師) 1-西6-5-10
- 東郷青児(画家) 1-15-19-3
- 永井荷風(小説家) 1-1-7-3
- 愛知揆一(政治家) 1-1-10側49番
- アリス・ミラー(宣教師) 1種東6号1側9番
- 飯沢匡(脚本家) 1-14-12側*番
- 岩瀬忠震(幕末の幕臣) 1種1号8側6番
- 岩野泡鳴(小説家、詩人) 1種20号12側18番
- 大川橋蔵(俳優) 1種1号13側44番
- 大町桂月(詩人) 1種9号5側17番
- 小川笙船(医師、赤ひげのモデル) 1種5号4側11番
- 荻野吟子(医師) 1種5号23側35番
- 小栗忠順(小栗上之介)(幕臣、外国奉行、陸軍奉行、軍艦奉行、勘定奉行) 1種4B号5側*番
- 鬼あざみ清吉(江戸時代の盗賊) 1-8-5側*番