岩瀬忠震(いわせ ただなり)は幕末の幕臣、外交家、旗本である。維新後に正五位を贈られる。
老中阿部正弘に見いだされ、1854年、ペリーの再来日に際し目付に任ぜられ、海防・外交の第一線に出て、開国政策を推進した。大老井伊直弼にうとまれ、安政の大獄で作事奉行に左遷され、翌年さらに免職され、蟄居を命ぜられた。