阿仁異人館・伝承館（あにいじんかん・でんしょうかん）とは、秋田県北秋田市阿仁銀山字下新町41-22に存在する国指定の重要文化財である。
明治12年（1879年）に鉱山技師として招かれたドイツ人のために作られた洋館が、現在の異人館である。なお、当時は迎賓館としても利用されていたモダンなルネサンス風の建造物である。平成2年（1990年）に国の重要文化財に指定された。
伝承館には阿仁鉱山の歴史と繁栄を物語る鉱山資料のほか、江戸時代末期に作られた押絵屏風、根子番楽面、阿仁焼などの貴重な文化資料が展示されている。
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