開聞岳

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開聞岳(かいもんだけ)は鹿児島県指宿市にある火山。別名「薩摩富士」。

概要[編集]

玄武岩を主成分とする成層火山の頂上部分に溶岩ドームが形成された形で、遠景で見ると同様に複数火口が連続した富士山に似ているため、薩摩富士の別称でも呼ばれている。

約4,400年前に噴火活動を開始した比較的新しい火山であり、当初は浅海域の水蒸気マグマ噴火を繰り返しており、自ら火口より流出させた溶岩が冷え固まることを繰り返した結果、現在の山体が形成された。

歴史書に記録の残る884年および885年の2度の噴火により山頂付近の形状が大きく変化、安山岩による頂上の溶岩ドームが形成され現在に至る。

2000年に山頂東西の2か所から3メートルほどの噴気が上がったが、これはマグマ火山活動とは無関係と見られている。

外部リンク[編集]