金剛 (戦艦)

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金剛さん(1936年11月14日)

金剛(こんごう、英訳:diamond)とは、大日本帝国海軍巡洋戦艦で、金剛型戦艦の1番艦である。

概要[編集]

建造はイギリスのヴィッカース社。帝国海軍が発注した。

建造された当時、35.6cm砲は世界最大で、世界最強の戦艦とされていた。

設計[編集]

イギリス海軍での運用と帝国海軍での運用の違いは設計段階で付きあわせ混合させることができ、さらにイギリス海軍特有の縛りも無く、出来上がってみるとイギリス海軍にも無いほどの優れた巡洋戦艦となった。

あわてたイギリス海軍は、その後の戦艦の建造で金剛を強く意識する事になった。

技術指導[編集]

帝国海軍ではこの金剛型の設計をベースに同型艦を国産する予定だったため、技術者を英国に派遣して、ヴィッカース社よりいろいろと手ほどきを受けた。この「技術輸入」が今後の帝国海軍の軍艦建造を支える土台になったと言われている。

主な記録[編集]

  • 1912年進水。1913年竣工。喜望峰を回って日本に到着した。
  • 第一次改装で防御力強化。バルジ追加など。
  • 第二次改装で機関出力強化。速力30ノットを超え、高速戦艦に生まれ変わった。
  • 第一次世界大戦にて、日英同盟に基づき、イギリスから金剛を貸してくれと言われたが、遠いのでムリ!と却下した。
  • 御召艦も少し務める。
  • 太平洋戦争に突入。
    • 長門型に比べ防御力で見劣りしていた点と、30ノットという高速性能を活かすため、最前線で引っ張りだこになる。
    • マレー沖海戦ではイギリス海軍の当時最新鋭戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と砲戦可能な距離まで接近していたらしいが、お互い気づかなかった。
    • 第三戦隊として同型艦の榛名を引き連れて、ガダルカナル島のヘンダーソン基地を夜間に艦砲射撃。しかし効果は今ひとつ。
    • レイテ沖海戦にて奮戦し、いろいろと損傷。本土に帰還する事に。
    • 帰路の途中に謎の電波を受信する。対潜水艦用にそれまで針路を変化させつつ進んでいたが、速度を上げて一直線に逃げようとする。
    • 米潜に捕捉され、魚雷2発を食らってしまう。
    • 既にいろいろと損傷を受けていた船体ではダメージコントロールが追いつかず、徐々に傾斜し沈没してしまった。
  • 1945年に除籍。
  • 海上自衛隊こんごう型護衛艦に名前を継承。

その他[編集]

  • 蒼き鋼のアルペジオにも「コンゴウ」と呼ばれる艦艇とメンタルモデルが登場するが、金剛を模した全くの別物である。

脚注[編集]

  1. 金剛は提督LOVEかわいい”. 八百屋 (2013年8月6日). 2018年11月21日確認。

関連項目[編集]

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