量子コンピュータ
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量子コンピュータ(英:Quantum computer)とは、量子力学の"重ね合わせ"の状態を演算素子に利用したコンピュータ。
概要[編集]
コンピュータは一般的に計算に利用する最小単位であるbitを用いる際、電気的に「0」か「1」のどちらを取る事を前提に設計されていた。
量子コンピュータでは一つのbit、量子ビットで「0」と「1」と「0と1の両方」の3種類の形態を取る事ができ、計算方法が違ってくる。
そのため、素因数分解などの一部の計算ではこれまでのコンピュータの計算速度を大幅に上回る事が出来るとされている。
状態[編集]
量子コンピュータは存在している状態と存在していない状態の両方の形態を取る事ができ、設置スペースの削減に貢献する状態と貢献しない状態を重ね合わせる事が出来る。でも結局存在している状態になった場合、設置スペースが必要になる点は従来のコンピュータと変わらない。[Joke]
蓋を開けて見ると[編集]
2016年にIBMが50量子ビットの量子コンピュータを公開[1]、設置スペースが必要な事が明らかになった。[Joke]
脚注[編集]
- ↑ “IBMが超越した「量子」の限界”. 日経ビジネス電子版 (2018年3月20日). 2019年2月6日確認。