素因数分解

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素因数分解とは、負でない整数素数の積の形に表現すること。

概要[編集]

  • 00 = 1
  • 10 = 1

なので、素因数分解の結果が「ただ一通り」にならない(素因数分解の一意性が成立しない)ようなことのないよう、素数には含めない。言ってみれば「素数の定義」と「素因数分解の一意性」は相対(そうつい)の関係にある。
12 を 素因数は 2 が二個にと 3 が一個なのだが、これを 12 = 22・31の形、すなわち「素数の小さいものから順に並べ、冪数の係数が 0 であるものを除く」という形に整理したものが素因数分解である。
したがって、ある 2 以上の整数について、その結果

  • (p = p 1) ≡ (p は素数)
  • n が平方数である場合、冪数の係数はすべて 2 である。

などが謂える。

人間生活との関わり・利用[編集]

素因数分解の効率的な計算法は、現在のところ、見つかっていない。とくに多数桁の素数×多数桁の素数を二つに分解するのには非常に手間がかかるため、暗号理論などに利用されている。

その他[編集]

脚注[編集]

関連作品[編集]

関連項目[編集]

参考資料[編集]

外部サイト[編集]