近江上布伝統産業会館
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近江上布伝統産業会館(おうみじょうふでんとうさんぎょうかいかん)とは、滋賀県愛知郡愛荘町愛知川32-2に存在する博物館である。
概要[編集]
近江上布は室町時代から始まる伝統ある麻織物であり、近江商人が育んできた伝統工芸品である。なお、上布とは麻織物で平織りしたものを言うが、江戸時代には彦根藩の井伊氏に庇護を受けて農家の副業として盛んに行われた。しかし、明治時代になると絹織物、綿織物に押されて衰退を余儀なくされた。
上布の伝統ある歴史を残すため、水が豊かな愛知川地方では現在でもその伝統が受け継がれており、この産業会館ではそれら伝統工芸品が多数展示されている。